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クラス java.util.Calendar

java.lang.Object
   |
   +----java.util.Calendar

public abstract class Calendar
extends Object
implements Serializable, Cloneable
Calendarは、Dateオブジェクトと、YEARMONTHDAYHOURなどの整数フィールドの間で変換を行うための abstract基本クラスです。(Dateオブジェクトは、特定の時点を表し、ミリ秒の精度をもっています。Dateクラスについては、java.util.Dateを参照してください。)

Calendarのサブクラスは、特定のカレンダシステムのルールにしたがって Dateを解釈します。JDKでは Calendarの具体的サブクラスとして GregorianCalendarが提供されます。将来のサブクラスでは、世界のいろいろな場所で使われる多種の太陽暦を表せるようにする可能性があります。

ロケールに依存する他のクラスと同じように、Calendarでは、この種の一般に便利なオブジェクトを得るためのクラスメソッド getInstanceが提供されます。CalendargetInstanceメソッドは、GregorianCalendarオブジェクトを返しますが、この時間フィールドは現在の日付と時刻に初期化されています。

 Calendar rightNow = Calendar.getInstance();
 

Calendarオブジェクトは、特定の言語とカレンダのスタイル(たとえば、日本のグレゴリオ暦、日本の旧暦)に対して、日付/時刻フォーマットを行うときに必要なすべての時間フィールド値を生成することができます。

複数の時間フィールドから Dateを計算する場合、2つの特別な状況になることがあります。つまり、Dateを計算するための情報が不足している(年と月だけで日がない)、または情報に一貫性がない(たとえば、"Tuesday, July 15, 1996" -- July 15, 1996 は実際には Mondayです)場合です。

情報が不十分。 このカレンダでは、デフォルト情報を使って欠けている情報が補われます。これは、カレンダによって異なります。グレゴリオ暦の場合、フィールドのデフォルト値は、その期間の初めの値です。つまり、YEAR = 1970、MONTH = JANUARY、DATE = 1 などです。

情報に一貫性がない。 このカレンダでは、フィールドの組合せが次の順序で使用されます(一貫性のない他の情報は無視される)。

 month + day-of-month
 month + week-of-month + day-of-week
 month + day-of-week-of-month + day-of-week
 day-of-year
 day-of-week + week-of-year
 hour-of-day
 ampm + hour-of-ampm
 

注: 一部の非グレゴリオ暦では、あいまいさを完全に除くために、異なるフィールドが必要になる場合があります。たとえば、アラビアの昔の天文暦の完全な表現では、年、月、月の日 および ときによっては週の日が必要です。

注: 一部の特別な時間では、その解釈があいまいであることがあります。その場合には、次のように解決されます。

  1. 24:00:00 は次の日に「属する」。つまり、1969年12月31日 23:59 < 1970年1月1日 24:00 < 1970年1月1日 24:01:00 です。
  2. 歴史的に厳密なわけではありませんが、真夜中は "am" に、正午は "pm"に属します。したがって、同じ日の 12:00 am (真夜中) < 12:01 am、および 12:00 pm (正午) < 12:01 pm です。

日付や時刻のフォーマット文字列は、カレンダの定義の一部ではありません。これは、これらが実行時にユーザによって修正可能で、オーバーライド可能でなければならないためです。日付をフォーマットするには、java.text.DateFormatを使用してください。

Calendarには、フィールドの「ローリング」を行う APIがあります。この場合、フィールドの値を増やしたり減らしたりすることができますが、折り返しが起こります。たとえば、日付 "1996年9月12日"の月を上方にロールすると "1996年10月12日"になります。

さらに Calendarには、日付の演算機能があるので、指定する時間量(符号付き)を特定の時間フィールドに加えることができます。たとえば、日付 "1996年9月12日"から 5日を引くと "1996年9月7日"になります。

参照:
Date, GregorianCalendar, TimeZone, DateFormat

Variable Index

 o AM
12時間時計の時に使用する定数。
 o AM_PM
日付と時刻に使用する定数。
 o APRIL
月に使用する定数。
 o areFieldsSet
このカレンダで時間フィールドを設定するかどうかを指定するフラグ。
 o AUGUST
月に使用する定数。
 o DATE
日付と時刻に使用する定数。
 o DAY_OF_MONTH
日付と時刻に使用する定数。
 o DAY_OF_WEEK
日付と時刻に使用する定数。
 o DAY_OF_WEEK_IN_MONTH
日付と時刻に使用する定数。
 o DAY_OF_YEAR
日付と時刻に使用する定数。
 o DECEMBER
月に使用する定数。
 o DST_OFFSET
日付と時刻に使用する定数。
 o ERA
日付と時刻に使用する定数。
 o FEBRUARY
月に使用する定数。
 o FIELD_COUNT
日付と時刻に使用する定数。
 o fields
ミリ秒まで計算された値をもつ時間フィールド。
 o FRIDAY
週の日に使用する定数。
 o HOUR
日付と時刻に使用する定数。
 o HOUR_OF_DAY
日付と時刻に使用する定数。
 o isSet
カレンダの指定する時間フィールドを設定するかどうかを指定するフラグ。
 o isTimeSet
カレンダの現在時刻を設定するかどうかを指定するフラグ。
 o JANUARY
月に使用する定数。
 o JULY
月に使用する定数。
 o JUNE
月に使用する定数。
 o MARCH
月に使用する定数。
 o MAY
月に使用する定数。
 o MILLISECOND
日付と時刻に使用する定数。
 o MINUTE
日付と時刻に使用する定数。
 o MONDAY
週の日(曜日)に使用する定数。
 o MONTH
日付と時刻に使用する定数。
 o NOVEMBER
月に使用する定数。
 o OCTOBER
月に使用する定数。
 o PM
12時間時計の時に使用する定数。
 o SATURDAY
週の日(曜日)に使用する定数。
 o SECOND
日付と時刻に使用する定数。
 o SEPTEMBER
月に使用する定数。
 o SUNDAY
週の日(曜日)に使用する定数。
 o THURSDAY
週の日(曜日)に使用する定数。
 o time
カレンダに設定する現在時刻。
 o TUESDAY
週の日(曜日)に使用する定数。
 o UNDECIMBER
月に使用する定数。
 o WEDNESDAY
週の日(曜日)に使用する定数。
 o WEEK_OF_MONTH
日付と時刻に使用する定数。
 o WEEK_OF_YEAR
日付と時刻に使用する定数。
 o YEAR
日付と時刻に使用する定数。
 o ZONE_OFFSET
日付と時刻に使用する定数。

Constructor Index

 o Calendar()
TimeZone.getDefault()で返されるデフォルトのタイムゾーンとデフォルトのロケールで Calendarを構築する。
 o Calendar(TimeZone, Locale)
指定されたタイムゾーンとロケールで Calendarを構築する。

Method Index

 o add(int, int)
日付演算機能。
 o after(Object)
時間フィールドレコードを比較する。
 o before(Object)
時間フィールドレコードを比較する。
 o clear()
すべての時間フィールドの値をクリアする。
 o clear(int)
指定された時間フィールドの値をクリアする。
 o clone()
Cloneableをオーバーライドする。
 o complete()
時間フィールドリストの未設定フィールドに値を入れる。
 o computeFields()
ミリ秒の UTC を時間フィールド値に変換する。
 o computeTime()
Calendarの時間フィールド値をミリ秒の UTC に変換する。
 o equals(Object)
時間フィールドレコードを比較する。
 o get(int)
指定された時間フィールドの値を入手する。
 o getAvailableLocales()
Calendarが導入されているロケールセットを入手する。
 o getFirstDayOfWeek()
週の最初の日が何であるかを入手する。たとえば、米国では日曜日、フランスでは月曜日。
 o getGreatestMinimum(int)
指定されたフィールドの最も大きな最小値(変わる場合)を入手する。
 o getInstance()
デフォルトのタイムゾーンとロケールを使って Calendarを入手する。
 o getInstance(Locale)
デフォルトのタイムゾーンと指定されたロケールを使って Calendarを入手する。
 o getInstance(TimeZone)
指定されたタイムゾーンとデフォルトのロケールを使って Calendarを入手する。
 o getInstance(TimeZone, Locale)
デフォルトのタイムゾーンと指定されたロケールを使って Calendarを入手する。
 o getLeastMaximum(int)
指定されたフィールドの最下位の最大値(変わる場合)を入手する。
 o getMaximum(int)
指定された時間フィールドの最大値を入手する。
 o getMinimalDaysInFirstWeek()
年の最初の週に必要な最小日数を入手する。たとえば、最初の週が、年の最初の週の最初の日を含むものとして定義されていれば、getMinimalDaysInFirstWeekは 1を返す。
 o getMinimum(int)
指定された時間フィールドの最小値を入手する。
 o getTime()
この Calendarの現在時刻を入手する。
 o getTimeInMillis()
この Calendar の現在時刻を longで入手する。
 o getTimeZone()
タイムゾーンを入手する。
 o internalGet(int)
指定された時間フィールドの値を入手する。
 o isLenient()
日付/時刻の解釈が厳密でないかどうかを指定する。
 o isSet(int)
指定された時間フィールドに値が設定されているかどうかを判別する。
 o roll(int, boolean)
時間フィールドロール機能。
 o set(int, int)
時間フィールドに、指定された値を設定する。
 o set(int, int, int)
年、月、日付のフィールドに値を設定する。
 o set(int, int, int, int, int)
年、月、日付、時、分のフィールドに値を設定する。
 o set(int, int, int, int, int, int)
年、月、日付、時、分、秒のフィールドに値を設定する。
 o setFirstDayOfWeek(int)
週の最初の日が何かを設定する。たとえば、米国では日曜日、フランスでは月曜日。
 o setLenient(boolean)
日付/時刻の解釈が厳密でないかどうかを指定する。
 o setMinimalDaysInFirstWeek(int)
年の最初の週に必要な最小日数を設定する。たとえば、最初の週が、年の最初の週の最初の日を含むものとして定義されているなら、このメソッドを値 1で呼び出す。
 o setTime(Date)
この Calendarの現在時刻に、指定された Dateを設定する。
 o setTimeInMillis(long)
この Calendarの現在時刻を、指定された long値から設定する。
 o setTimeZone(TimeZone)
タイムゾーンに、指定されたタイムゾーンの値を設定する。

Variables

 o ERA
  public static final int ERA
日付と時刻に使用する定数。時間フィールドで使用します。ERAはカレンダ固有のものです。

 o YEAR
  public static final int YEAR
日付と時刻に使用する定数。時間フィールドで使用します。

 o MONTH
  public static final int MONTH
日付と時刻に使用する定数。時間フィールドで使用します。

 o WEEK_OF_YEAR
  public static final int WEEK_OF_YEAR
日付と時刻に使用する定数。時間フィールドで使用します。

 o WEEK_OF_MONTH
  public static final int WEEK_OF_MONTH
日付と時刻に使用する定数。時間フィールドで使用します。

 o DATE
  public static final int DATE
日付と時刻に使用する定数。時間フィールドで使用します。DATEは、月の日に対する時間フィールド名です。

 o DAY_OF_MONTH
  public static final int DAY_OF_MONTH
日付と時刻に使用する定数。時間フィールドで使用します。これは DATEと同じ意味です。

 o DAY_OF_YEAR
  public static final int DAY_OF_YEAR
日付と時刻に使用する定数。時間フィールドで使用します。

 o DAY_OF_WEEK
  public static final int DAY_OF_WEEK
日付と時刻に使用する定数。時間フィールドで使用します。

 o DAY_OF_WEEK_IN_MONTH
  public static final int DAY_OF_WEEK_IN_MONTH
日付と時刻に使用する定数。時間フィールドで使用します。

 o AM_PM
  public static final int AM_PM
日付と時刻に使用する定数。時間フィールドで使用します。

 o HOUR
  public static final int HOUR
日付と時刻に使用する定数。時間フィールドで使用します。HOURは、12時間時計に使用します。

 o HOUR_OF_DAY
  public static final int HOUR_OF_DAY
日付と時刻に使用する定数。時間フィールドで使用します。HOUR_OF_DAYは、24時間時計に使用します。

 o MINUTE
  public static final int MINUTE
日付と時刻に使用する定数。時間フィールドで使用します。

 o SECOND
  public static final int SECOND
日付と時刻に使用する定数。時間フィールドで使用します。

 o MILLISECOND
  public static final int MILLISECOND
日付と時刻に使用する定数。時間フィールドで使用します。

 o ZONE_OFFSET
  public static final int ZONE_OFFSET
日付と時刻に使用する定数。時間フィールドで使用します。

 o DST_OFFSET
  public static final int DST_OFFSET
日付と時刻に使用する定数。時間フィールドで使用します。

 o FIELD_COUNT
  public static final int FIELD_COUNT
日付と時刻に使用する定数。FIELD_COUNTは、時間フィールド配列の作成に使用します。

 o SUNDAY
  public static final int SUNDAY
週の日(曜日)に使用する定数。GregorianCalendarで使用します。

 o MONDAY
  public static final int MONDAY
週の日(曜日)に使用する定数。GregorianCalendarで使用します。

 o TUESDAY
  public static final int TUESDAY
週の日(曜日)に使用する定数。GregorianCalendarで使用します。

 o WEDNESDAY
  public static final int WEDNESDAY
週の日(曜日)に使用する定数。GregorianCalendarで使用します。

 o THURSDAY
  public static final int THURSDAY
週の日(曜日)に使用する定数。GregorianCalendarで使用します。

 o FRIDAY
  public static final int FRIDAY
週の日(曜日)に使用する定数。GregorianCalendarで使用します。

 o SATURDAY
  public static final int SATURDAY
週の日(曜日)に使用する定数。GregorianCalendarで使用します。

 o JANUARY
  public static final int JANUARY
月に使用する定数。GregorianCalendarで使用します。注: Calendarの月は 0 から始まります。

 o FEBRUARY
  public static final int FEBRUARY
月に使用する定数。GregorianCalendarで使用します。

 o MARCH
  public static final int MARCH
月に使用する定数。GregorianCalendarで使用します。

 o APRIL
  public static final int APRIL
月に使用する定数。GregorianCalendarで使用します。

 o MAY
  public static final int MAY
月に使用する定数。GregorianCalendarで使用します。

 o JUNE
  public static final int JUNE
月に使用する定数。GregorianCalendarで使用します。

 o JULY
  public static final int JULY
月に使用する定数。GregorianCalendarで使用します。

 o AUGUST
  public static final int AUGUST
月に使用する定数。GregorianCalendarで使用します。

 o SEPTEMBER
  public static final int SEPTEMBER
月に使用する定数。GregorianCalendarで使用します。

 o OCTOBER
  public static final int OCTOBER
月に使用する定数。GregorianCalendarで使用します。

 o NOVEMBER
  public static final int NOVEMBER
月に使用する定数。GregorianCalendarで使用します。

 o DECEMBER
  public static final int DECEMBER
月に使用する定数。GregorianCalendarで使用します。

 o UNDECIMBER
  public static final int UNDECIMBER
月に使用する定数。GregorianCalendarで使用します。UNDECIMBERは人工的に作った名前で、太陰暦の 13番目の月を意味します。

 o AM
  public static final int AM
12時間時計の時に使用する定数。GregorianCalendarで使用します。

 o PM
  public static final int PM
12時間時計の時に使用する定数。GregorianCalendarで使用します。

 o fields
  protected int fields[]
ミリ秒まで計算された値をもつ時間フィールド。

 o isSet
  protected boolean isSet[]
カレンダの指定する時間フィールドが設定されているかどうかを示すフラグ。

 o time
  protected long time
カレンダに設定されている現在時刻。

 o isTimeSet
  protected boolean isTimeSet
カレンダに現在の時刻が設定されているかどうかを示すフラグ。

 o areFieldsSet
  protected boolean areFieldsSet
カレンダの時間フィールドが設定されているかどうかを示すフラグ。

Constructors

 o Calendar
  protected Calendar()
TimeZone.getDefault()で返されるデフォルトのタイムゾーンとデフォルトのロケールを使って Calendarを構築します。

参照:
getDefault
 o Calendar
  protected Calendar(TimeZone zone,
                     Locale aLocale)
指定されたタイムゾーンとロケールを使って Calendarを構築します。

パラメータ:
zone - 指定するタイムゾーン。

Methods

 o getInstance
  public static synchronized Calendar getInstance()
デフォルトのタイムゾーンとロケールを使って Calendarを入手します。

返り値:
Calendar。
 o getInstance
  public static synchronized Calendar getInstance(TimeZone zone)
指定されたタイムゾーンとデフォルトのロケールを使って Calendarを入手します。

パラメータ:
zone - 指定するタイムゾーン。
返り値:
Calendar。
 o getInstance
  public static synchronized Calendar getInstance(Locale aLocale)
デフォルトのタイムゾーンと指定されたロケールを使って Calendarを入手します。

パラメータ:
aLocale - 指定するロケール。
返り値:
Calendar。
 o getInstance
  public static synchronized Calendar getInstance(TimeZone zone,
                                                  Locale aLocale)
指定されたタイムゾーンとロケールを使って Calendarを入手します。

パラメータ:
zone - 指定するタイムゾーン。
aLocale - 指定するロケール。
返り値:
Calendar。
 o getAvailableLocales
  public static synchronized Locale[] getAvailableLocales()
Calendarが導入されているロケールセットを入手します。

返り値:
Calendarが導入されているロケールのセット。
 o computeTime
  protected abstract void computeTime()
Calendarの時刻フィールドの値をミリ秒の UTCに変換します。

 o computeFields
  protected abstract void computeFields()
ミリ秒の UTCを時刻フィールドの値に変換します。これによって、時間フィールドの値を、カレンダに設定されている新しい時刻と同期させることができます。

 o getTime
  public final Date getTime()
この Calendarの現在時刻を入手します。

返り値:
現在の時刻。
 o setTime
  public final void setTime(Date date)
Calendarの現在の時刻を、指定された Dateにします。

パラメータ:
date - 指定する Date。
 o getTimeInMillis
  protected long getTimeInMillis()
この Calendarの現在時刻を longで入手します。

返り値:
そのエポックからのミリ秒の現在時刻。
 o setTimeInMillis
  protected void setTimeInMillis(long millis)
この Calendarの現在時刻を、指定された long値から設定します。

パラメータ:
date - そのエポックからのミリ秒の新しい時刻。
 o get
  public final int get(int field)
指定された時間フィールドの値を入手します。

パラメータ:
field - 指定する時間フィールド。
返り値:
指定する時間フィールドの値。
 o internalGet
  protected final int internalGet(int field)
指定された時間フィールドの値を入手します。これは、サブクラスのために時間フィールドの値を内部的に高速で得るためのものです。

パラメータ:
field - 指定する時間フィールド。
返り値:
指定する時間フィールドの値。
 o set
  public final void set(int field,
                        int value)
時間フィールドに、指定された値を設定します。

パラメータ:
field - 指定する時間フィールド。
value - 指定する時間フィールドに設定する値。
 o set
  public final void set(int year,
                        int month,
                        int date)
年、月、日付のフィールドに値を設定します。

パラメータ:
year - YEAR時間フィールドに設定する値。
month - MONTH時間フィールドに設定する値。Month値は 0 から始まります。つまり、0 は1月です。
date - DATE時間フィールドに設定する値。
 o set
  public final void set(int year,
                        int month,
                        int date,
                        int hour,
                        int minute)
年、月、日付、時、分のフィールドに値を設定します。

パラメータ:
year - YEAR時間フィールドに設定する値。
month - MONTH時間フィールドに設定する値。Month値は 0 から始まります。つまり、0 は1月です。
date - DATE時間フィールドに設定する値。
hour - HOUR_OF_DAY時間フィールドに設定する値。
minute - MINUTE時間フィールドに設定する値。
 o set
  public final void set(int year,
                        int month,
                        int date,
                        int hour,
                        int minute,
                        int second)
年、月、日付、時、分、秒のフィールドに値を設定します。

パラメータ:
year - YEAR時間フィールドに設定する値。
month - MONTH時間フィールドに設定する値。Month値は 0 から始まります。つまり、0 は1月です。
date - DATE時間フィールドに設定する値。
hour - HOUR_OF_DAY時間フィールドに設定する値。
minute - MINUTE時間フィールドに設定する値。
second - SECOND時間フィールドに設定する値。
 o clear
  public final void clear()
すべての時間フィールドの値をクリアします。

 o clear
  public final void clear(int field)
指定された時間フィールドの値をクリアします。

パラメータ:
field - クリアする時間フィールド。
 o isSet
  public final boolean isSet(int field)
指定された時刻フィールドに値が設定されているかどうかを判別します。

返り値:
指定する時刻フィールドに値が設定されていれば、true、設定されていなければ、false。
 o complete
  protected void complete()
時間フィールドリストの未設定フィールドに値を入れます。

 o equals
  public abstract boolean equals(Object when)
時間フィールドレコードを比較します。UTCへの変換の結果を比較するのと同じことです。

パラメータ:
when - この Calendarと比較する Calendar。
返り値:
この Calendarの現在時刻が whenの Calendarの時刻に等しければ、true、等しくなければ、false。
オーバーライド:
クラス Objectequals
 o before
  public abstract boolean before(Object when)
時間フィールドレコードを比較します。UTCへの変換の結果を比較するのと同じことです。

パラメータ:
when - この Calendarと比較する Calendar。
返り値:
この Calendarの現在時刻が whenの Calendarの時刻より前なら、true、そうでなければ、false。
 o after
  public abstract boolean after(Object when)
時間フィールドレコードを比較します。UTCへの変換の結果を比較するのと同じことです。

パラメータ:
when - この Calendarと比較する Calendar。
返り値:
この Calendarの現在時刻が whenの Calendarの時刻より後なら、true、そうでなければ、false。
 o add
  public abstract void add(int field,
                           int amount)
Date の演算機能。Calendarのルールに従って、指定された(符合付きの)時間を指定された時間フィールドに加えます。たとえば、Calendarの現在時刻から 5日を引くには、add(Calendar.DATE, -5)を呼び出します。

パラメータ:
field - 時間フィールド。
amount - フィールドに追加する日付または時刻の量。
 o roll
  public abstract void roll(int field,
                            boolean up)
時間フィールドローリング機能。指定された時間フィールドの 1つの単位の時間を上または下に動かします。たとえば、現在の日付を 1日だけ上へ動かすには、roll(Calendar.DATE, true)を呼び出します。年または Calendar.YEARフィールドを動かすと、年の値は、1と getMaximum(Calendar.YEAR)で返される値の範囲の年に変わります。月または Calendar.MONTHフィールドを動かすと、日付などの他のフィールドが矛盾を起こす場合があるので、その場合はそれらのフィールドを変更する必要があります。たとえば、日付 01/31/96の月を動かすと、結果は 03/02/96となります。日の時または Calendar.HOUR_OF_DAYフィールドを動かすと、時の値は、0と 23の範囲の値(ゼロベース)に変わります。

パラメータ:
field - 時間フィールド。
up - 指定する時間フィールドの値を上へ動かすのか、下へ動かすのかを指定する。上へ動かすなら、trueを、そうでなければ、falseを使用する。
 o setTimeZone
  public void setTimeZone(TimeZone value)
タイムゾーンを、指定されたタイムゾーンの値に設定します。

パラメータ:
value - 指定するタイムゾーン。
 o getTimeZone
  public TimeZone getTimeZone()
タイムゾーンを入手します。

返り値:
このカレンダに対応するタイムゾーンオブジェクト。
 o setLenient
  public void setLenient(boolean lenient)
日付/時刻の解釈を厳密に行うかどうかを指定します。厳密でない解釈では、"1996年2月942日" のような日付は、1996年2月1日から第941日目と同じことと見なされます。厳密な解釈では、このような日付の場合、例外がスローされます。

参照:
setLenient
 o isLenient
  public boolean isLenient()
日付/時刻の解釈が厳密でないかどうかを指定します。

 o setFirstDayOfWeek
  public void setFirstDayOfWeek(int value)
週の最初の日が何であるかを設定します。たとえば、米国では日曜日、フランスでは月曜日です。

パラメータ:
value - 指定する週の最初の日。
 o getFirstDayOfWeek
  public int getFirstDayOfWeek()
週の最初の日が何であるかを入手します。たとえば、米国では日曜日、フランスでは月曜日です。

返り値:
週の最初の日。
 o setMinimalDaysInFirstWeek
  public void setMinimalDaysInFirstWeek(int value)
年の最初の週に必要な最小日数を設定します。たとえば、最初の週が、年の最初の週の最初の日を含むものとして定義されているなら、値 1でこのメソッドを呼び出します。完全な週でなければならないなら、値 7を使用します。

パラメータ:
value - 年の最初の週に必要な最小日数。
 o getMinimalDaysInFirstWeek
  public int getMinimalDaysInFirstWeek()
年の最初の週に必要な最小日数を入手します。たとえば、最初の週が、年の最初の週の最初の日を含むものとして定義されているなら、getMinimalDaysInFirstWeekは 1を返します。必要な日数が完全な週なら、getMinimalDaysInFirstWeekは 7を返します。

返り値:
年の最初の週に必要な最小日数。
 o getMinimum
  public abstract int getMinimum(int field)
指定された時間フィールドの最小値を入手します。たとえば、グレゴリアンの DAY_OF_MONTH は 1です。

パラメータ:
field - 指定する時間フィールド。
返り値:
指定する時間フィールドの最小値。
 o getMaximum
  public abstract int getMaximum(int field)
指定された時間フィールドの最大値を入手します。たとえば、グレゴリアンの DAY_OF_MONTH は 31です。

パラメータ:
field - 指定する時間フィールド。
返り値:
指定する時間フィールドの最大値。
 o getGreatestMinimum
  public abstract int getGreatestMinimum(int field)
指定されたフィールドの最小値が変化する場合、その最大値を入手します。変わらなければ、getMinimum()と同じです。グレゴリアンでは変わりません。

パラメータ:
field - 指定する時間フィールド。
返り値:
指定する時間フィールドの最も大きな最小値。
 o getLeastMaximum
  public abstract int getLeastMaximum(int field)
指定されたフィールドの最大値が変化する場合、その最小値を入手します。変わらなければ、getMaximum()と同じです。グレゴリアンの DAY_OF_MONTHは 28です。

パラメータ:
field - 指定する時間フィールド。
返り値:
指定する時間フィールドの最も小さな最大値。
 o clone
  public Object clone()
Cloneableをオーバーライドします。

オーバーライド:
クラス Objectclone

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