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インタフェース java.sql.Statement
- public interface Statement
Statement オブジェクトは、SQL 文を実行し、作成された結果を得るために使用されます。
Statement 毎にひとつの ResultSet のみがいつでもオープンできます。 したがって、ひとつの ResultSet の読み込みが、別の読み込みにより割り込まれると、各々は異なった Statement によって生成されたことになります。すべての文実行メソッドは、文の現在の ResultSet でオープンされているものが存在すれば、それをクローズします。
- 参照:
- createStatement, ResultSet
-
cancel()
- cancel は、ひとつのスレッドが別のスレッドによって実行中の文をキャンセルするのに使用できる。
-
clearWarnings()
- 呼び出しの後に、この Statement に対する新しい警告が通知されるまで、getWarnings は null を返す。
-
close()
- 多くの場合、自動的にクローズされるときに Statement のデータベースと JDBC リソースがリリースされるのを待つのではなく、直ちにそうなることが望ましい。そのために、close メソッドはこの即時リリースを提供する。
-
execute(String)
- 複数の結果を返す可能性のある SQL 文を実行する。
-
executeQuery(String)
- 単一の結果を返す SQL 文を実行する。
-
executeUpdate(String)
- SQL INSERT 文、UPDATE 文、または DELETE 文を実行する。
-
getMaxFieldSize()
- maxFieldSize リミット (バイト数) は、任意のカラム値に対し返されるデータの最大数である。これは、 BINARY、VARBINARY、LONGVARBINARY、CHAR、VARCHAR、LONGVARCHAR カラムのみに適用される。
-
getMaxRows()
- maxRows リミットは、ResultSet が含むことができる最大の行数である。
-
getMoreResults()
- getMoreResults は Statement の次の結果に移動する。
-
getQueryTimeout()
- queryTimeout リミットは、ドライバが Statement の実行を待つ秒数である。
-
getResultSet()
- getResultSet は、ResultSet として現在の結果を返す。
-
getUpdateCount()
- getUpdateCount は、更新カウントとして現在の結果を返す。結果が ResultSet、または結果がまったくなかったら、-1 を返す。
-
getWarnings()
- この Statement に関する呼び出しによって通知される最初の警告を返す。
-
setCursorName(String)
- setCursorname は、引き続く Statement 実行メソッドによって使用される SQL カーソル名を定義する。
-
setEscapeProcessing(boolean)
- エスケープスキャニングがオンの場合 (デフォルト)、ドライバは SQL をデータベースに送る前にエスケープ置き換えを実行する。
-
setMaxFieldSize(int)
- maxFieldSize リミット (バイト数) は、任意のカラム値に対して返すことのできるデータサイズを制限するために設定される。これは、 BINARY、VARBINARY、LONGVARBINARY、CHAR、VARCHAR、LONGVARCHAR フィールドのみに適用される。
-
setMaxRows(int)
- maxRows リミットは、任意の ResultSet が含むことのできる行数を制限するために設定される。
-
setQueryTimeout(int)
- queryTimeout リミットは、ドライバが Statement の実行を待つ秒数である。
executeQuery
public abstract ResultSet executeQuery(String sql) throws SQLException
- 単一の結果を返す SQL 文を実行します。
- パラメータ:
- sql - これは普通、SQL SELECT 文。
- 返り値:
- クエリーによって作成されるデータを含む ResultSet。null にはならない。
- 例外: SQLException
- データベースアクセスエラーが発生した場合。
executeUpdate
public abstract int executeUpdate(String sql) throws SQLException
- SQL INSERT 文、UPDATE 文、または DELETE 文を実行します。さらに、SQL DDL 文のような何も返さない SQL 文も実行できます。
- パラメータ:
- sql - SQL INSERT 文、UPDATE 文、DELETE 文、または何も返さない SQL 文。
- 返り値:
- INSERT、UPDATE 、DELETE のどれかに対しては、行のカウント、何も返さない SQL 文 に対しては 0。
- 例外: SQLException
- データベースアクセスエラーが発生した場合。
close
public abstract void close() throws SQLException
- 多くの場合、自動的にクローズされるときに Statement のデータベースと JDBC リソースがリリースされるのを待つのではなく、直ちにそうなることが望ましいです。そのために、close メソッドはこの即時リリースを提供します。
注: Statement は、ガベージとして回収されるときは自動的にクローズされます。Statement がクローズされるとき、その現在の ResultSet が存在すれば、それもクローズされます。
- 例外: SQLException
- データベースアクセスエラーが発生した場合。
getMaxFieldSize
public abstract int getMaxFieldSize() throws SQLException
- maxFieldSize リミット (バイト数) は、任意のカラム値に対し返されるデータの最大数です。これは、 BINARY、VARBINARY、LONGVARBINARY、CHAR、VARCHAR、 LONGVARCHAR の各カラムのみに適用されます。リミットを越えたデータは破棄されます。
- 返り値:
- 現在の最大カラムサイズリミット。ゼロは無制限を意味する。
- 例外: SQLException
- データベースアクセスエラーが発生した場合。
setMaxFieldSize
public abstract void setMaxFieldSize(int max) throws SQLException
- maxFieldSize リミット (バイト数) は、任意のカラム値に対して返すことのできるデータサイズを制限するために設定されます。これは、 BINARY、VARBINARY、LONGVARBINARY、CHAR、VARCHAR、 LONGVARCHAR の各フィールドのみに適用されます。リミットを越えたデータは破棄されます。ポータビリティを最大限にするには、256 より大きい値を使用します。
- パラメータ:
- max - 新しい最大カラムサイズリミット。ゼロは無制限を意味する。
- 例外: SQLException
- データベースアクセスエラーが発生した場合。
getMaxRows
public abstract int getMaxRows() throws SQLException
- maxRows リミットは、ResultSet が含むことのできる最大の行数です。リミットを越えた行は除外されます。
- 返り値:
- 現在の最大行数リミット。ゼロは無制限を意味する。
- 例外: SQLException
- データベースアクセスエラーが発生した場合。
setMaxRows
public abstract void setMaxRows(int max) throws SQLException
- maxRows リミットは、任意の ResultSet が含むことのできる行数を制限するために設定されます。リミットを越えた行は除外されます。
- パラメータ:
- max - 新しい最大行数リミット。ゼロは無制限を意味する。
- 例外: SQLException
- データベースアクセスエラーが発生した場合。
setEscapeProcessing
public abstract void setEscapeProcessing(boolean enable) throws SQLException
- エスケープスキャニングがオンの場合 (デフォルト)、ドライバは SQL をデータベースに送る前にエスケープ置き換えを実行します。
注: 準備された文は、通常呼び出す前に構文解析されているので、準備された文に対しエスケープ処理を無効にしても効果はありません。
- パラメータ:
- enable - true で有効。 false で無効。
- 例外: SQLException
- データベースアクセスエラーが発生した場合。
getQueryTimeout
public abstract int getQueryTimeout() throws SQLException
- queryTimeout リミットは、ドライバが Statement の実行を待つ秒数です。この時間を経過すると、SQLException がスローされます。
- 返り値:
- 現在のクエリータイムアウトリミットの秒数。ゼロは無制限を意味する。
- 例外: SQLException
- データベースアクセスエラーが発生した場合。
setQueryTimeout
public abstract void setQueryTimeout(int seconds) throws SQLException
- queryTimeout リミットは、ドライバが Statement の実行を待つ秒数です。この時間を経過すると、SQLException がスローされます。
- パラメータ:
- seconds - 新しいクエリータイムアウトリミットの秒数。ゼロは無制限を意味する。
- 例外: SQLException
- データベースアクセスエラーが発生した場合。
cancel
public abstract void cancel() throws SQLException
- cancel は、ひとつのスレッドが別のスレッドによって実行中の文をキャンセルするのに使用できます。
- 例外: SQLException
- データベースアクセスエラーが発生した場合。
getWarnings
public abstract SQLWarning getWarnings() throws SQLException
- この ResultSet に関する呼び出しによって報告される最初の警告が返されます。Statement の実行メソッドはその SQLWarning チェーンをクリアします。引き続く ResultSet 警告は、この SQLWarning にチェーンされます。
警告チェーンは、文が (再) 実行される度に自動的にクリアされます。
注: ResultSet を処理中の場合、 ResultSet の読み値に関連付けられた警告はすべて ResultSet オブジェクトにチェーンされます。
- 返り値:
- 最初の SQLWarning または null。
- 例外: SQLException
- データベースアクセスエラーが発生した場合。
clearWarnings
public abstract void clearWarnings() throws SQLException
- この呼び出しの後に、この Statement に対する新しい警告が通知されるまで、getWarnings は null を返します。
- 例外: SQLException
- データベースアクセスエラーが発生した場合。
setCursorName
public abstract void setCursorName(String name) throws SQLException
- setCursorname は、引き続く Statement 実行メソッドによって使用される SQL カーソル名を定義します。この名前は、SQL で位置決めされた更新/削除文で使用され、この文で作成されたResultSet 中の現在の行を識別できます。データベースが位置決めされた更新/削除をサポートしていない場合は、このメソッドは何も実行しません。
注: 定義により、位置決めされた更新/削除の実行は、位置決めに使用中の ResultSet を生成した Statement とは異なる Statement によって実行されなければなりません。さらに、カーソル名は Connection 中で一意でなければなりません。
- パラメータ:
- name - 新しいカーソル名。
- 例外: SQLException
- データベースアクセスエラーが発生した場合。
execute
public abstract boolean execute(String sql) throws SQLException
- 複数の結果を返す可能性のある SQL 文を実行します。
いくつかの (普通でない) 状況の下では、単一の SQL 文が複数の結果の集合あるいは更新カウントを返すことがあります。複数の結果を返すことがあることを知っているストアドプロシージャを使用中、または未知の SQL 文字列を動的に実行中でない限り、通常はこれを無視できます。execute、getMoreResults、getResultSet、およびgetUpdateCount メソッドによって複数の結果をナビゲートできます。
execute メソッドは、SQL 文を実行し最初の結果のフォームを示します。次いで、getResultSet または getUpdateCount を使用して結果を取り出します。そして、getMoreResults により引き続き任意の結果の取り出しに移動します。
- パラメータ:
- sql - 任意の SQL 文。
- 返り値:
- 次の結果が ResultSet ならば true。更新カウントであったり結果がまったくない場合は false。
- 例外: SQLException
- データベースアクセスエラーが発生した場合。
- 参照:
- getResultSet, getUpdateCount, getMoreResults
getResultSet
public abstract ResultSet getResultSet() throws SQLException
- getResultSet は ResultSet として現在の結果を返します。ひとつの結果につき一回だけ呼び出さなければなりません。
- 返り値:
- ResultSet としての現在の結果。更新カウントであったり結果がまったくない場合は null。
- 例外: SQLException
- データベースアクセスエラーが発生した場合。
- 参照:
- execute
getUpdateCount
public abstract int getUpdateCount() throws SQLException
- getUpdateCount は、更新カウントとして現在の結果を返します。結果が ResultSet、または結果がなかったら、-1 を返します。ひとつの結果につき一回だけ呼び出さなければなりません。
- 返り値:
- 更新カウントとしての現在の結果。 ResultSet、または結果がまったくなかったら、-1。
- 例外: SQLException
- データベースアクセスエラーが発生した場合。
- 参照:
- execute
getMoreResults
public abstract boolean getMoreResults() throws SQLException
- getMoreResults は、Statement の次の結果の取り出しに移動します。この結果が ResultSet ならば true を返します。次いで、getResultSet で得られた現在の ResultSet をすべてクローズします。
(!getMoreResults() && (getUpdateCount() == -1) のときは、結果はありません。
- 返り値:
- 次の結果が ResultSet ならば true。 更新カウントであったり結果がない場合は false。
- 例外: SQLException
- データベースアクセスエラーが発生した場合。
- 参照:
- execute
全パッケージ クラス階層 このパッケージ 前項目 次項目 インデックス