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インタフェース java.applet.AppletContext

このインタフェースはアプレットの環境に相当します。アプレットの環境とは、アプレットを含むドキュメント、および同じドキュメント内にあるほかのアプレットのことです。

このインタフェースのメソッドをアプレット内で使用すると、そのアプレットの環境についての情報を得ることができます。

getApplet(String): このアプレットコンテキストによって表されるドキュメント内で、指定した名前を持つアプレットを探して返す。
getApplets(): このアプレットコンテキストによって表されるドキュメント内のすべてのアプレットを探して返す。
getAudioClip(URL): オーディオクリップを取得する。
getImage(URL): Image オブジェクトを取得する。このオブジェクトを画面に描画することができる。
showDocument(URL): 表示中の Web ページの代わりに、指定した URL のページを表示する。
showDocument(URL, String): url 引数で指定した Web ページを表示するように、ブラウザまたは AppletViewer に要求する。
showStatus(String): 指定した文字列を「ステータスウィンドウ」に表示するように要求する。

  public abstract AudioClip getAudioClip(URL url)

オーディオクリップを取得します。

  public abstract Image getImage(URL url)

Image オブジェクトを返します。このオブジェクトを画面に描画することができます。url 引数には、絶対 URL を指定する必要があります。

このメソッドは、イメージがあるかどうかに関らず、すぐにオブジェクトを返します。データはアプレットがイメージを画面に描画しようとしたときにロードされます。イメージは少しずつ画面上に描画されていきます。

  public abstract Applet getApplet(String name)

このアプレットコンテキストによって表されるドキュメント内で、指定された名前を持つアプレットを探して返します。アプレット名は、HTML タグの name 属性を使って指定することができます。

  public abstract Enumeration getApplets()

このアプレットコンテキストによって表されるドキュメント内にある、すべてのアプレットを探します。

  public abstract void showDocument(URL url)

表示中の Web ページの代わりに、指定した URL にあるページを表示します。アプレットコンテキストがブラウザではない場合は、このメソッドは無視されます。

  public abstract void showDocument(URL url,
                                    String target)

ブラウザまたはアプレットビューワに、url 引数で指定した Web ページを表示するように要求します。 target 引数には、フレームを表示する場所を指定します。 target 引数は次のように解釈されます。

`"_self"`	現在のフレームに表示する
`"_parent"`	親フレームに表示する
`"_top"`	最上位のフレームに表示する
`"_blank"`	名前のない新しい最上位ウィンドウに表示する
name	name に指定した名前をもつ新しい最上位のウィンドウに表示する

showDocument メソッドは、アプレットビューワやブラウザによっては無視されることがあります。

  public abstract void showStatus(String status)

引数に指定した文字列を「ステータスウィンドウ」に表示するように要求します。大部分のブラウザやアプレットビューワにはステータスウィンドウがあります。アプリケーションはこのウィンドウを使って、ユーザーに現在の状態を伝えることができます。

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