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クラス java.io.ByteArrayOutputStream 

java.lang.Object
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   +----java.io.OutputStream
           |
           +----java.io.ByteArrayOutputStream
public class ByteArrayOutputStream
extends OutputStream
このクラスはデータがバイト配列に書き込まれる出力ストリームを実装します。データが書き込まれるにしたがってバッファは自動的に大きくなってゆきます。toByteArray() と toString() を使ってデータの取り出しができます。

Variable Index

o buf
データが格納されるバッファ。
o count
バッファの中の有効バイト数。

Constructor Index

o ByteArrayOutputStream()
バイト配列の出力ストリームを新規作成する。
o ByteArrayOutputStream(int)
バイト単位で指定された容量のバッファを持つ、バイト配列の出力ストリームを新規作成する。

Method Index

o reset()
バイト配列出力ストリームの count フィールドをゼロにリセットする。したがって現在出力ストリームに蓄積されているデータは全部廃棄される。
o size()
バッファの現在のサイズを返す。
o toByteArray()
メモリを割り当ててバイト配列を新規作成する。
o toString()
プラットフォームのデフォルトの文字エンコーディングに従ってバイトを文字に変換しながら、バッファのコンテンツを文字列に変換する。
o toString(int)
メモリを割り当てて文字列を新規作成する。 推奨されない。
o toString(String)
指定された文字エンコーディングに従ってバイトを文字に変換しながら、バッファのコンテンツを文字列に変換する。
o write(byte[], int, int)
指定されたバイト配列のオフセット位置 off からの len バイトをバイト配列出力ストリームへ書き込む。
o write(int)
指定されたバイトデータをバイト配列出力ストリームへ書き込む。
o writeTo(OutputStream)
バイト配列出力ストリームの全部の内容を指定された出力ストリーム引数に書き込む。これは out.write(buf, 0, count) を使って出力ストリームの write メソッドを呼び出すのと同じである。

Variables

o buf 
  protected byte buf[]
データが格納されるバッファです。

o count 
  protected int count
バッファの中の有効バイト数です。

Constructors

o ByteArrayOutputStream 
  public ByteArrayOutputStream()
バイト配列出力ストリームを新規作成します。バッファ容量の初期値は 32 バイトですが、このサイズは必要に応じて大きくなります。

o ByteArrayOutputStream 
  public ByteArrayOutputStream(int size)
バイト数で指定されたサイズのバッファを持つバイト配列出力ストリームを新規作成します。

パラメータ:
size - サイズ初期値。

Methods

o write 
  public synchronized void write(int b)
指定されたバイトをバイト配列出力ストリームに書き込みます。

パラメータ:
b - 書き込むバイトデータ。
オーバーライド:
OutputStream クラスの write
o write 
  public synchronized void write(byte b[],
                                 int off,
                                 int len)
指定されたバイト配列のオフセット位置 off から始まる len バイトをバイト配列出力ストリームに書き込みます。

パラメータ:
b - データ。
off - データの開始位置を示すオフセット。
len - 書き込むバイト数。
オーバーライド:
OutputStream クラスの write
o writeTo 
 public synchronized void writeTo(OutputStream out) throws IOException
バイト配列出力ストリームの全部の内容を指定された出力ストリーム引数に書き込みます。これは out.write(buf, 0, count) を使って出力ストリームの write メソッドを呼び出すのと同じです。

パラメータ:
out - データを書き込む出力ストリーム。
例外: IOException
I/O エラーが発生した場合。
o reset 
  public synchronized void reset()
バイト配列ストリームの count フィールドをゼロにリセットします。この結果、現在出力ストリームに蓄積されている全部のデータは廃棄されます。この出力ストリームは、すでに割り付けられているバッファスペース使って、再度使用することができます。

参照:
count
o toByteArray 
  public synchronized byte[] toByteArray()
メモリを割り当ててバイト配列を新規作成します。配列のサイズは現在の出力ストリームと同じで、バッファの中の有効データはここにコピーされます。

返り値:
出力ストリームの現在の内容をバイト配列として返す。
参照:
size
o size 
  public int size()
バッファの現在のサイズを返します。

返り値:
count フィールドの値。出力ストリームの中の有効バイト数を表す。
参照:
count
o toString 
  public String toString()
プラットフォームのデフォルトの文字エンコーディングに従ってバイトを文字に変換しながら、バッファのコンテンツを文字列に変換します。

オーバーライド:
Object クラスの toString
o toString 
 public String toString(String enc) throws UnsupportedEncodingException
指定された文字エンコーディングに従ってバイトを文字に変換しながら、バッファのコンテンツを文字列に変換します。

パラメータ:
enc - 文字型エンコード方法の名前。
o toString 
  public String toString(int hibyte)
注意： toString() の使用は推奨されません。 この方法は正しくバイトを文字型に変換しません。 JDK 1.1 については、これを行う好ましい方法は toString(String enc) メソッドを経由することです。このメソッドは、エンコーディング名引数、またはプラットフォームのデフォルトの文字エンコーディングを使用する toString() メソッドをとります。

新しくメモリを割り付けて文字列を作成します。文字列のサイズは現在の出力ストリームと同じにとられ、バッファの中の有効データはここにコピーされます。作成される文字列の各文字データ c は、バイト配列の対応する要素 b から、次のようになります。
c == (char)(((hibyte & 0xff) << 8) | (b & 0xff))

パラメータ:
hibyte - 結果の Unicode{tm} 文字の各々の上位バイト。
返り値:
出力ストリームの現在の内容が文字列として返す。
参照:
size, toString, toString 
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