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A.8.1 diff のオプション

diff では、以下の標準オプションが利用できます (完全な記述は 「A.4 共通のコマンド・オプション」 参照):

-D date
date 以前の最も新しいリビジョンを利用します。 このオプションを比較に用いた時の効果は `-r' を参照して下さい。 CVS をコンパイルするときに、オプション `-D' を そのまま rcsdiff へ渡すように設定できます (さらにそのまま diff に渡されます)。 しかし GNU diff に `-D' を指定すると、差異部分 が cpp 形式の `#define' 宣言で囲まれて出力されます。 簡単な検査では CVS がどうコンパイルされたか判別できません。 とはいえ何も指定しなければ、オプション `-D date' を CVS で解釈するようにコンパイルされます。
-k kflag
RCS のキーワード置換モードを kflag に指定します。 kflag の詳細は 「16.4 置換モード」 参照。
-l
local、つまり現在の作業ディレクトリでのみコマンドが 実行されます。
-R
ディレクトリを再帰的に調べます。 このオプションは指定しなくても実行されます。
-r tag
リビジョン tag と比較します。 オプション `-r' は最大二つまで使用できます。 オプション `-r' を指定しない場合、 作業ファイルをその由来となったリビジョンと比較します。 オプション `-r' を一つ指定した場合、 指定したリビジョンと作業ファイルとを比較します。 オプション `-r' を二つ指定した場合、 指定した二つのリビジョンを比較します (作業ファイルが結果に影響を与えることはありません)。 一つもしくは両方のオプション `-r' を、前述の オプション `-D date' と交換することができます。

上記以外のオプションは全てそのまま rcsdiff を 経由して diff に渡されます。 各オプションの厳密な意味は、使用する diff に依存します。 GNU diff 2.0 で導入された長いオプションは、 CVS ではまだ使用できません。 使用可能なオプションについては、 使用する diff の文書を参照して下さい。


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