発表論文

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題名 相互結合網RDT上での階層マルチキャストによる
メモリコヒーレンシ維持手法
著者 西村 克信 工藤 知宏 西 宏章 楊 愚魯 天野 英晴
概要 国内7大学で共同開発中の超並列計算機JUMP-1は, 分散共有メモリを持ちRDT(Recursive Diagonal Torus)と呼ぶ 木構造を内包するクラスタ間結合網を用いる. 木構造を内包する結合網では,メモリコヒーレンシ維持のために階層的に ディレクトリを構成する階層ビットマップディレクトリ方式を用いることができる. この方式では様々なディレクトリ長縮約法を用いることができ, JUMP-1で用いられる方式はその一種であると考えることができる. 本論文では,階層ビットマップディレクトリ方式を定義し, JUMP-1で用いられる方式のRDT上での実現法を示して そのディレクトリ縮約方式としての性能を評価する. また,RDTルータチップの構成について述べる.
発表 情報処理学会論文誌 第37巻 第7号 1367〜1377頁
1996年 7月

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