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クラス java.util.zip.Inflater
java.lang.Object
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+----java.util.zip.Inflater
- public class Inflater
- extends Object
このクラスは、一般的な ZLIB 圧縮ライブラリを使用して用途の広い解凍のためのサポートを提供します。ZLIB 圧縮ライブラリは、当初 PNG グラフィック標準の一部として開発されたもので、特許では保護されていません。詳細は RFC1950、1951、1952 で参照できます。ファイルの場所は、 ftp://ds.internic.net/rfc の rfc1950.txt (zlib 形式)、 rfc1951.txt (deflate 形式) および rfc1952.txt (gzip 形式) です。
- 参照:
- Deflater
-
Inflater()
- 新しいデコンプレッサを作成します。
-
Inflater(boolean)
- 新しいデコンプレッサを作成します。
-
end()
- 未処理の入力を廃棄し、内部データを解放します。
-
finalize()
- ガベージコレクトの際にデコンプレッサを解放します。
-
finished()
- 圧縮されたデータストリームの最後に到達した場合に true を返します。
-
getAdler()
- 展開されたデータの ADLER-32 値を返します。
-
getRemaining()
- 入力バッファに残っているバイトの総数を返します。
-
getTotalIn()
- これまでに入力されたバイトの総数を返します。
-
getTotalOut()
- これまでに出力されたバイトの総数を返します。
-
inflate(byte[])
- 指定されたバッファにバイトを展開します。
-
inflate(byte[], int, int)
- 指定されたバッファにバイトを展開します。
-
needsDictionary()
- プリセットディクショナリが解凍に必要な場合は true を返します。
-
needsInput()
- 入力バッファにデータが残っていない場合は true を返します。
-
reset()
- 新しい入力データセットが処理できるようにインフレータをリセットします。
-
setDictionary(byte[])
- プリセットディクショナリを指定されたバイト配列に設定します。
-
setDictionary(byte[], int, int)
- プリセットディクショナリを指定されたバイト配列に設定します。
-
setInput(byte[])
- 解凍のための入力データを設定します。
-
setInput(byte[], int, int)
- 解凍のための入力データを設定します。
Inflater
public Inflater(boolean nowrap)
- 新しいデコンプレッサを作成します。パラメータ 'nowrap' が true の場合は、ZILB ヘッダフィールドおよびチェックサムフィールドは、GZIP および PKZIPの両方で使用される圧縮形式のサポートには使用されません。
- パラメータ:
- nowrap - true を指定すると GZIP 互換の圧縮形式をサポート
Inflater
public Inflater()
- 新しいデコンプレッサを作成します。
setInput
public synchronized void setInput(byte b[],
int off,
int len)
- 解凍のための入力データを設定します。needsInput() でさらに入力が必要であることを示す true が返されるときはいつもこのメソッドを呼び出す必要があります。
- パラメータ:
- b - 入力データバイト
- off - 入力データの開始オフセット
- len - 入力データの長さ
- 参照:
- needsInput
setInput
public void setInput(byte b[])
- 解凍のための入力データを設定します。needsInput() でさらに入力が必要であることを示す true が返されるときはいつもこのメソッドを呼び出す必要があります。
- パラメータ:
- b - 入力データバイト
- 参照:
- needsInput
setDictionary
public native synchronized void setDictionary(byte b[],
int off,
int len)
- プリセットディクショナリを指定されたバイト配列に設定します。inflate() が 0 を返すときや needsDictionary() がプリセットディクショナリを必要とすることを示す true を返すときにこのメソッドを呼び出す必要があります。メソッド getAdler() を使用して必要なディクショナリの Adler-32 値を取得できます。
- パラメータ:
- b - ディクショナリデータバイト
- off - データの開始オフセット
- len - データの長さ
- 参照:
- needsDictionary、getAdler
setDictionary
public void setDictionary(byte b[])
- プリセットディクショナリを指定されたバイト配列に設定します。inflate() が 0 を返すときや needsDictionary() がプリセットディクショナリを必要とすることを示す true を返すときにこのメソッドを呼び出す必要があります。メソッド getAdler() を使用して必要なディクショナリの Adler-32 値を取得できます。
- パラメータ:
- b - ディクショナリデータバイト
- 参照:
- needsDictionary、getAdler
getRemaining
public synchronized int getRemaining()
- 入力バッファに残っているバイトの総数を返します。これは、解凍が終了した後に入力バッファに何バイト残っているかを調べるときに使用できます。
needsInput
public synchronized boolean needsInput()
- 入力バッファにデータが残っていない場合に true を返します。これを使用して、#setInput がさらに入力を提供するために呼び出す必要があるかどうかを判断できます。
needsDictionary
public synchronized boolean needsDictionary()
- プリセットディクショナリが解凍に必要な場合は true を返します。
- 参照:
- InflatesetDictionary
finished
public synchronized boolean finished()
- 圧縮データストリームの最後に到達した場合に true を返します。
inflate
public native synchronized int inflate(byte b[],
int off,
int len) throws DataFormatException
- 指定されたバッファにバイトを展開します。実際に展開されたバイト数を返します。返り値 0 は、needsInput() または needsDictionary() がさらに入力データやプリセットライブラリが要求されているかどうかを判断するために呼び出される必要があることを示します。後者の場合、getAdler() を使用して要求されるディクショナリの Adler-32 値を取得できます。
- パラメータ:
- b - 展開されたデータのためのバッファ
- off - データの開始オフセット
- len - 展開される最大バイト数
- 返り値:
- 展開された実際のバイト数
- 例外: DataFormatException
- 圧縮データ形式が無効の場合
- 参照:
- needsInput、needsDictionary
inflate
public int inflate(byte b[]) throws DataFormatException
- 指定されたバッファにバイトを展開します。実際に展開されたバイト数を返します。返り値 0 は、needsInput() または needsDictionary() がさらに入力データやプリセットライブラリが要求されているかどうかを判断するために呼び出される必要があることを示します。後者の場合、getAdler() を使用して要求されるディクショナリの Adler-32 値を取得できます。
- パラメータ:
- b - 展開されたデータのためのバッファ
- 返り値:
- 実際に展開されたバイト数
- 例外: DataFormatException
- 圧縮データ形式が無効の場合
- 参照:
- needsInput、needsDictionary
getAdler
public native synchronized int getAdler()
- 展開データの ADLER-32 値を返します。
getTotalIn
public native synchronized int getTotalIn()
- これまでに入力されたバイトの総数を返します。
getTotalOut
public native synchronized int getTotalOut()
- これまでに出力されたバイトの総数を返します。
reset
public native synchronized void reset()
- 新しい入力データセットが処理できるようにインフレータをリセットします。
end
public native synchronized void end()
- 未処理の入力を廃棄し、内部データを解放します。
finalize
protected void finalize()
- ガベージコレクトの際にデコンプレッサを解放します。
- オーバーライド:
- クラス Object の finalize
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