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クラス java.lang.Double

java.lang.Object
   |
   +----java.lang.Number
           |
           +----java.lang.Double

public final class Double

extends Number

またこのクラスは、double から String と String から double への変換を行う各種メソッドに加え、double を扱うときに役立つその他の定数やメソッドも提供します。

MAX_VALUE

型 double の正の最大値である。

MIN_VALUE

型 double の正の最小値である。

NaN

型 double のNaN 値である。

NEGATIVE_INFINITY

型 double の負の無限値である。

POSITIVE_INFINITY

型 double の正の無限値である。

TYPE

プリミティブ型 double を表す Class オブジェクトである。

Double(double)

プリミティブ double 引数を表す、新しく割り当てられる Double オブジェクトを構築する。

Double(String)

文字列で表される double 型の浮動小数点を表す、新しく割り当てられる Double オブジェクトを構築する。

byteValue()

この Double の値を byte として返す。(byte にキャスティングする)

doubleToLongBits(double)

指定の浮動小数点の値を、IEEE 754 浮動小数点の 「double format (ダブルフォーマット)」 ビットレイアウトに従って表示して返す。

doubleValue()

この Double の double 値を返す。

equals(Object)

このオブジェクトと指定されたオブジェクトを比較する。

floatValue()

この Double の float 値を返す。

hashCode()

この Double のハッシュコードを返す。

intValue()

この Double の整数値を返す。(int にキャストする)

isInfinite()

この Double 値が無限値の場合に true を返す。

isInfinite(double)

指定された数が無限値の場合に true を返す。

isNaN()

この Double 値が特別な Not-a-Number (NaN) 値の場合に true を返す。

isNaN(double)

指定された数が特別な Not-a-Number (NaN) 値の場合に true を返す。

longBitsToDouble(long)

指定のビット表示に対応する倍精度浮動小数値を返す。

longValue()

この Double の long 値を返す。(long にキャストする)

shortValue()

この Double の値を short として返す。(short にキャストする)

toString()

この Double オブジェクトの String 表示を返す。

toString(double)

double 引数の文字列表示を生成する。

valueOf(String)

指定の String が表す値に初期化した新規の Double 値を返す。

  public static final double POSITIVE_INFINITY

型 double の正の無限値です。

  public static final double NEGATIVE_INFINITY

型 double の負の無限値です。

  public static final double NaN

型 double の NaN 値です。

  public static final double MAX_VALUE

型 double の正の最大値です。

  public static final double MIN_VALUE

型 double の正の最小値です。

  public static final Class TYPE

プリミティブ double 型が表す Class オブジェクトです。

  public Double(double value)

プリミティブな double 引数を表す、新しく割り当てられる Double オブジェクトを構築します。

パラメータ:

value - Double で表す値

  public Double(String s) throws NumberFormatException

文字列で表される double 型の浮動小数点を表す、新しく割り当てられる Double オブジェクトを構築します。

パラメータ:

s - Double に変換する文字列

例外: NumberFormatException

文字列が解析可能な数値を含まない場合

参照:

valueOf

  public static String toString(double d)

double 引数の文字列表示を生成します。

値 NaN, NEGATIVE_INFINITY, POSITIVE_INFINITY, -0.0, および +0.0 は、それぞれ文字列 "NaN", "-Infinity", "Infinity", "-0.0", および "0.0" として表示されます。

d が 10-3 <= |d| <=107 の範囲内の場合、[-]ddd.ddd というスタイルの文字列に変換されます。それ以外の場合は、 [-]m.ddddE±xx というスタイルの文字列に変換されます。

小数点のあとには、最低でも 1 桁が必ず続きます。桁数は、隣り合う double 型の値と引数値をはっきりと区別するために必要最低限なものです。

パラメータ:

d - コンバートする double の値

返り値:

引数の文字列表示

  public static Double valueOf(String s) throws NumberFormatException

指定の String が表す値に初期化した、新規の Double 値を返します。

パラメータ:

s - 解析する文字列

返り値:

文字列引数が表す値に初期化して、新しく構築された Double

例外: NumberFormatException

文字列が解析可能な数値を含まない場合

  public static boolean isNaN(double v)

指定の数値が特別な Not-a-Number (NaN) 値の場合に true を返します。

パラメータ:

v - テストする値

返り値:

引数が NaN の場合は true ; そうでない場合は false

  public static boolean isInfinite(double v)

指定の数値が無限値の場合に true を返します。

パラメータ:

v - テストする値

返り値:

引数が正または負の無限値の場合は true; そうでない場合は false

  public boolean isNaN()

この Double 値が特別な Not-a-Number (NaN) 値の場合に true を返します。

返り値:

このオブジェクトが表す値が NaN の場合は true； そうでない場合は false

  public boolean isInfinite()

この Double 値が無限値の場合に true を返します。

返り値:

このオブジェクトが表す値が正または負の無限値の場合は true ; そうでない場合は false

  public String toString()

この Double オブジェクトの String 表示を返します。このオブジェクトが表すプリミティブな double 値は、1 つの引数のメソッド toString と全く同じように文字列に変換されます。

返り値:

このオブジェクトの String 表示

オーバーライド:

クラス Object 内の toString

参照:

toString

  public byte byteValue()

この Double 値を byte として返します。(byte にキャストします)

オーバーライド:

クラス Number 内の byteValue

  public short shortValue()

この Double 値を short として返します。(short にキャストします)

オーバーライド:

クラス Number 内の shortValue

  public int intValue()

この Double の整数値を返します。(int にキャストします)

返り値:

このオブジェクトが表す double 値が int 型に変換され、この変換結果が返される。

オーバーライド:

クラス Number 内の intValue

  public long longValue()

この Double の long 値を返します。(long にキャストします)

返り値:

このオブジェクトが表す double 値が型 long に変換され、その変換結果が返される。

オーバーライド:

クラス Number 内の longValue

  public float floatValue()

この Double の float 値を返します。

返り値:

このオブジェクトが表す double 値が型 float に変換され、その変換結果が返される。

オーバーライド:

クラス Number 内の floatValue

  public double doubleValue()

この Double の double 値を返します。

返り値:

このオブジェクトが表す double 値。

オーバーライド:

クラス Number 内の doubleValue

  public int hashCode()

この Double のハッシュコードを返します。

返り値:

このオブジェクトの hash code 値

オーバーライド:

クラス Object 内の hashCode

  public boolean equals(Object obj)

このオブジェクトと指定されたオブジェクトを比較します。引数が null でなく、かつ、このオブジェクトが表す double のビットパターンと同じビットパターンを持つ double を表す Double オブジェクトである場合にのみ、結果が true になります。

ほとんどの場合、クラス Double, d1 および d2 の 2 つのインスタンスについて、d1.equals(d2) の値が true になるのは、

   d1.doubleValue() == d2.doubleValue()
 

の値が true の場合だけです。ただし、次の 2 つは例外です:

• d1 と d2 の両方が Double.NaN を表し、Double.NaN==Double.NaN の値が false にも関わらず、equals メソッドが true を返す場合。,
• d1 が +0.0 を表し、d2 が -0.0 を表す (またはその逆) 場合で、+0.0==-0.0 の値が true にも関わらず、equal テストの値が false の場合。

パラメータ:

obj - 比較するオブジェクト

返り値:

オブジェクトが同じ場合は true; そうでない場合は false

オーバーライド:

クラス Object 内の equals

 public static native long doubleToLongBits(double value)

指定の浮動小数点を、IEEE 754 浮動小数点の 「double format (ダブルフォーマット)」 ビットレイアウトに従って表した値を返します。

ビット 63 は、浮動小数の符号を表します。ビット 62-52 は、指数を表します。ビット 51-0 は、浮動小数の有効値 (少数部と呼ぶこともある) を表します。

引数が正の無限値の場合、結果は 0x7ff0000000000000L になります。

引数が負の無限値の場合、結果は 0xfff0000000000000L になります。

引数が NaN の場合、結果は 0x7ff8000000000000L になります。

パラメータ:

value - 倍精度の浮動小数

返り値:

浮動小数を表すビット

 public static native double longBitsToDouble(long bits)

指定のビット表示に対応する倍精度浮動小数値を返します。引数は、IEEE 754 浮動小数点の 「倍精度 (double precision)」 ビットレイアウトに従う浮動小数値と見なされます。浮動小数値は、結果として返されます。

引数が 0x7f80000000000000L の場合、結果は正の無限値です。

引数が 0xff80000000000000L の場合、結果は負の無限値です。

引数が 0x7ff0000000000001L から 0x7fffffffffffffffL、または 0xfff0000000000001L から 0xffffffffffffffffL の任意の数の場合、結果は NaN です。実際、Java 言語はすべての IEEE 754 NaN 値を 1 つの値としてまとめて扱います。

パラメータ:

bits - 任意の long 整数

返り値:

同じビットパターンを持つ double 浮動小数値

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