無事にワークステーションに接続できたら,ウィンドウがいくつか開いて, それぞれ "user[host]%"のような文字列が表示されていることと思います。 これは, UNIXのプロンプト(「コマンドを入力してください」という意味)を表します。 以下の説明では,この部分はキーボードから入力しなくても大丈夫です。
SECONDSを動かすためには,次のように入力します。
user[host]% secondsもしなにも問題がなければ,以下のように表示されているはずです。
+-------------------------------------------------------------+ | SECONDS 2.4.0 2000/08/31 (i686-Linux-2.2.14-5.0) | | This program is a part of the PARTHENON system. | | Licence required; Copyright (C) 1989-2000 NTT | +-------------------------------------------------------------+ SECONDS>このとき一番最後の"SECONDS> "の部分は, 論理シミュレータSECONDSのプロンプトを表します。 つまり,この後に続けてコマンドを入力すれば, シミュレーションを行うことができます。 たとえば"add4.sfl"という回路を読み込ませるためには,
SECONDS> sflread add4.sflと入力します。 詳しくは第2章のプリントの11〜14ページを参照して下さい。 なお,シミュレーション中はキーボードからControl-Zを入力しないで下さい。 これは一見,SECONDSが終了したように見えるのですが, 実はそうではなく止ったまま(Suspended)になってしまうからです。 もし間違って押してしまった場合には, 止ったままになっているSECONDSを終了 させて下さい。
さて,無事にシミュレーションが完了したら,SECONDSを終了させましょう。 そのためには,次のコマンドを実行します。
SECONDS> byeすると,次のようなメッセージとともに, UNIXのプロンプトが表示されているはずです。
****************************** * Good bye, see you later. * ****************************** user[host]%これで無事にSECONDSを終了することができました。 もしなんらかの理由でSECONDSを終了できなくなってしまった場合には, キーボードから"Control"キーを押しながら"D"を押してみて下さい。 SECONDSを強制終了することができます。
最後に次のように入力し,UNIXワークステーションとの接続を切ります。
user[host]% logout