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12.1 まずモジュールを持ち込む

まず最初に、import コマンドを使ってソースを登録します。 import コマンドでサード・パーティーの追っかけをする場合には、 ベンダー・タグ (vendor tag) と リリース・タグ (release tag) を用いると良いでしょう。 ベンダー・タグは枝のタグ名です (`-b branch' フラグを使用しなければ、 枝のリビジョンは常に 1.1.1 です---「A.11.1 import のオプション」 参照)。 リリース・タグは特定のリリースを指すタグ名で、 ここでは `FSF_0_04' とします。

wdiff というコマンドに、 将来のリリースにも適用する個人的な修正を加えることにします。 まず、リポジトリに wdiff のソースを加えることから始めましょう。 (wdiffdiff の変形で、空白のみの変更を無視します。)

$ tar xfz wdiff-0.04.tar.gz
$ cd wdiff-0.04
$ cvs import -m "Import of FSF v. 0.04" fsf/wdiff FSF_DIST WDIFF_0_04

上の例では、ベンダー・タグを `FSF_DIST' とし、 リリース・タグを `WDIFF_0_04' としています。


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