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6.6 ファイル編集者の追跡機構

多くのグループが CVS を既定状態で使用していますが、 ほぼ完全に満足しているようです。 しかし時には、自分と他人の修正点が重複する事があり、 この重複を処理して再び格納しなくてはいけません。 あるグループでは、 誰がどのファイルを編集中か分るようにしています。 従って、二人で同じファイルを編集する場合、 誰が何時何をするのか相談できるため、 格納時に驚かされずに済みます。 この節では、 このような調整作業を行なう機能について説明しますが、 二人の開発者が同時に同じファイルを編集する能力は維持されます。

開発者は、 編集するファイルを読み書き可能にする時に、 (chmod でなく) cvs edit を使用し、 もう使用しない作業ディレクトリを処分する時に、 (rm でなく) cvs release を使用することが推奨されます。 しかし、CVS はこれらの手順を強制する事は出来ません。


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