xmoclock は大変柔軟に作られています。xmoclock の動作はいわゆるイベント
ドリブンに属するもので、あるイベントが起こった時にどうのように状態遷移
するかと言うことを定義することによって、複雑な動作を行うことが出来ます。
状態遷移に必要なものは initfile と呼ぶオプションを記述したファイルです。
これを複数個持ち、これらのファイルを読み直していくことにより状態遷移を
行います。
アクションという概念は、あるイベントが起こった際に xmoclock の動作を制
御するためのものです。これを柔軟に行うために、複数の initfile をあらか
じめ用意しておいて、あるイベントが発生するたびに initfile を読み直すこ
とにより xmoclock の内部状態の全てを操ります。
オプションは100種類にもなります。さすがにこれを説明しきることは出来ま
せんが、たとえば、
initfile の中にファイル名を埋め込みますが、~ や、 . は使えません。シェ ルのような高度なパスの展開機能は一切つけていませんので、付けると落ちて しまいます。チェックは全く設けていないに近いので注意してください。
HP-UXの画面で表示すると問題が起きていましたので問題点をFIXしました。ま た、HP-UX用のバイナリが作成できるようになりました。
3.2aには、moveアクションのファイルの取り扱いにバグがいました。NewsOS上 でSegmentation Faultとなりますので、Fixしております。
xaeb [ウインドウタイトル名] [ウインドウに割り当てるxpm形式の絵のファイ
ル名] [実行プログラム名(フルパスで)]
と指定していすると、ウインドウに絵が表示され、そこをマウスでポチッと押
すと指定したアプリケーションが動作します。
コンパイルには簡単なMakefileを準備していますので参考にしてみてください。
Xpmライブラリがないと動作しません。ない場合はあちこちにころがっていま すので ftp してください。