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クラス sun.tools.debug.RemoteDebugger

java.lang.Object
   |
   +----sun.tools.debug.RemoteDebugger

public class RemoteDebugger
extends Object
RemoteDebuggerクラスは、Javaデバッグクラスへのクライアントインターフェースを定義します。 このクラスは、デバッグされるJavaインタープリタとの接続を確立するために使われます。


Constructor Index

 o RemoteDebugger(String, DebuggerCallback, boolean)
リモートデバッガを生成します。

 o RemoteDebugger(String, String, DebuggerCallback, boolean)
リモートデバッガを生成して、稼働中のJavaインタープリタと接続します。

稼働中のインタープリタに接続するには、 そのインタープリタを"-debug"オプションをつけて起動する必要があります。それによって、そのデバッグセッションのパスワードが印刷されます。

Method Index

 o addSystemThread()
呼び出し側のスレッドを、RemoteDebuggerによって中断されていないスレッドのリストに追加します。
 o addSystemThread(Thread)
特定のスレッドを、RemoteDebuggerによって中断されていないスレッドのリストに追加します。
 o close()
リモートデバッグエージェントとの接続を閉じます。
 o findClass(String)
特定のクラスを見つけます。
 o freeMemory()
デバッグされるJavaインタープリタが利用できるフリーメモリをレポートします。
 o gc(RemoteObject[])
デバッガによって参照されるすべてのオブジェクトを解放します。
 o get(Integer)
リモートオブジェクトキャッシュからオブジェクトを取得します。
 o getExceptionCatchList()
デバッガを中断させる例外のリストを返します。
 o getSourcePath()
エージェントが現在使っているソースファイルのパスを返します。
 o itrace(boolean)
命令のトレースをオン/オフにします。
 o listBreakpoints()
現在設定されているブレークポイントのリストを返します。
 o listClasses()
現在わかっているクラスをリストします。
 o listThreadGroups(RemoteThreadGroup)
threadgroupsをリストします。
 o run(int, String[])
実行可能なJavaクラスを、すべての選択可能なパラメータとともにロードおよび実行します。
 o setSourcePath(String)
ソースファイルを検索するときに使うパスのリストを指定します。
 o totalMemory()
デバッグされているJavaインタープリタの、全メモリ使用量をレポートします。
 o trace(boolean)
メソッド呼び出しのトレースをオン/オフにします。

Constructors

 o RemoteDebugger
  public RemoteDebugger(String host,
                        String password,
                        DebuggerCallback client,
                        boolean verbose) throws Exception
リモートデバッガを生成して、稼働中のJavaインタープリタと接続します。

稼働中のインタープリタに接続するには、 そのインタープリタを"-debug"オプションをつけて起動する必要があります。それによって、そのデバッグセッションのパスワードが印刷されます。

パラメータ:
host - デバッグ可能なJavaインスタンスが稼働するシステムの名前(デフォルトは localhost).
password - デバッグ可能なJavaインスタンスによってレポートされるパスワード。クライアントインタープリタを起動するときはnullになっているはずです。
client -通知メッセージが送られるオブジェクト (DebuggerCallbackインターフェースをサポートしていなければいけません。)
verbose - 内部デバッガメッセージテキストをオンにします。
例外: Exception
一般的な例外が発生した場合。
 o RemoteDebugger
  public RemoteDebugger(String javaArgs,
                        DebuggerCallback client,
                        boolean verbose) throws Exception
リモートデバッガを生成します。

パラメータ:
javaArgs - classpathなど、選択可能なJavaコマンドラインパラメータ。
通知メッセージが送られるオブジェクト (DebuggerCallbackインターフェースをサポートしていなければいけません。)
verbose -内部デバッガのメッセージテキストをオンにします。
例外: Exception
一般的な例外が発生した場合。

Methods

 o close
  public void close()
リモートデバッグエージェントとの接続を閉じます。

 o get
  public RemoteObject get(Integer id)
リモートオブジェクトキャッシュからオブジェクトを取得します。

パラメータ:
id -リモートオブジェクトのid
返り値:
指定されたRemoteObject。キャッシュされていない場合はnullです。
 o listClasses
  public RemoteClass[] listClasses() throws Exception
現在わかっているクラスをリストします。

例外: Exception
一般的な例外が発生した場合。
 o findClass
  public RemoteClass findClass(String name) throws Exception
指定されたクラスを見つけます。そのクラスがリモートデバッガに既知ではない場合、ルックアップのリクエストは、デバッグされているJavaインタープリタに渡されます。 注意: "java.lang.String"の"String"などのサブ文字列は、最初のマッチとともに返され、リクエストがリモートインタープリタに渡される場合、正しく見つけられることはありません。

パラメータ:
name - クラスの名前(または名前のサブ文字列)
返り値:
指定された(リモート)クラス。見つからない場合はnull。
例外: Exception
一般的な例外が発生した場合。
 o listThreadGroups
  public RemoteThreadGroup[] listThreadGroups(RemoteThreadGroup tg) throws Exception
スレッドグループをリストします。

パラメータ:
tg - リストされるグループを保持するスレッドグループ。あるいは、すべてのスレッドグループについてnull。
例外: Exception
一般的な例外が発生した場合。
 o gc
  public void gc(RemoteObject save_list[]) throws Exception
デバッガによって参照されるすべてのオブジェクトを解放します。 リモートデバッガは、検証した各オブジェクトのコピーを保持し、それによって、参照が、デバッグされているJavaインタープリタのガベージコレクターによって無効にされないようにします。 gc()メソッドは、保存すると指定されたものを除いて、これらの参照のすべてを解放します。

パラメータ:
save_list - 保存するオブジェクトのリスト。
例外: Exception
一般的な例外が発生した場合。
 o trace
  public void trace(boolean traceOn) throws Exception
メソッド呼び出しのトレースをオン/オフにします。オンにした場合、各メソッド呼び出しが、デバッグされているJavaインタープリタのstdoutにレポートされます。 この出力は、いかなる方法でも、リモートデバッガによって取得されません。

パラメータ:
traceOn - トレースをオンかオフにします。
例外: Exception
一般的な例外が発生した場合。
 o itrace
  public void itrace(boolean traceOn) throws Exception
命令のトレースをオン/オフにします。オンにすると、各Java命令が、デバッグされているJavaインタープリタのstdoutにレポートされます。この出力は、いかなる方法でも、リモートデバッガによって取得されません。

パラメータ:
traceOn -トレースをオンかオフにします。
例外: Exception
一般的な例外が発生した場合。
 o totalMemory
  public int totalMemory() throws Exception
デバッグされているJavaインタープリタの、全メモリ使用量をレポートします。

例外: Exception
一般的な例外が発生した場合。
 o freeMemory
  public int freeMemory() throws Exception
デバッグされるJavaインタープリタが利用できるフリーメモリをレポートします。

例外: Exception
一般的な例外が発生した場合。
 o run
  public RemoteThreadGroup run(int argc,
                               String argv[]) throws Exception
実行可能なJavaクラスを、すべての選択可能パラメータとともにロードおよび実行します。 このクラスは、デバッグされているJavaインタープリタの、新しいスレッドグループ内で起動されます。 注意: 複数のクラスを、同じJavaインタープリタから実行することはできますが、すべてのアプレットが、互いに問題なく稼働する保証はありません。たとえば、2つのアプレットに、特定のポートなど同じ共有リソースに、独占的なアクセスをさせたい場合も考えられます。

パラメータ:
argc - パラメータの数
argv - パラメータの配列: 実行されるクラスが最初で、次に、そのクラスによって使用されるすべての選択可能パラメータとなります。
返り値:
クラスが実行中の新しいThreadGroup。エラーがあった場合はnull。
例外: Exception
一般的な例外が発生した場合。
 o listBreakpoints
  public String[] listBreakpoints() throws Exception
現在設定されているブレークポイントのリストを返します。

返り値:
フォーム "class_name:line_number"による文字列の配列。
例外: Exception
一般的な例外が発生した場合。
 o getExceptionCatchList
  public String[] getExceptionCatchList() throws Exception
デバッガが中断する例外のリストを返します。

返り値:
例外クラス名の配列。長さがゼロの場合もあります。
例外: Exception
一般的な例外が発生した場合。
 o getSourcePath
  public String getSourcePath() throws Exception
エージェントが現在使っているソースファイルのパスを返します。

返り値:
コロンで囲まれたパスのリストからなる文字列。
例外: Exception
一般的な例外が発生した場合。
 o setSourcePath
  public void setSourcePath(String pathList) throws Exception
ソースファイルを検索するときに使用するパスのリストを指定します。

パラメータ:
pathList - コロンで囲まれたパスのリストからなる文字列。
例外: Exception
一般的な例外が発生した場合。
 o addSystemThread
  public void addSystemThread()
RemoteDebuggerによって中断されていないスレッドのリストに、呼び出し側のスレッドを追加します。通常それらは、デバッガクライアントによって使われないスレッドだけです。 AgentInや他のデバッガ特有のスレッドなど、RemoteDebuggerインスタンスを生成したスレッドは自動的に追加されます。

 o addSystemThread
  public void addSystemThread(Thread t)
RemoteDebuggerによって中断されていないスレッドのリストに、指定されたスレッドを追加します。 通常それらは、デバッガクライアントによって使われるスレッドだけです。 AgentInや他のデバッガ特有のスレッドなど、RemoteDebuggerインスタンスを生成したスレッドは自動的に追加されます。


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