全パッケージ  クラス階層  このパッケージ  前項目  次項目  インデックス

インタフェース java.security.acl.Owner

public interface Owner
複数の ACL の所有者または ACL の構成設定を管理するためのインタフェースです ( java.security.acl パッケージ中の Acl インタフェースがこの Owner インタフェースを拡張することに注意してください)。初期の所有者 Principal は、このインタフェースを実装するクラスのコンストラクタに対する引数として指定する必要があります。

参照:
Acl

Method Index

o addOwner(Principal, Principal)
所有者を追加する。
o deleteOwner(Principal, Principal)
所有者を削除する。
o isOwner(Principal)
指定されたプリンシプルが ACL の所有者である場合に true を返す。

Methods

o addOwner 
  public abstract boolean addOwner(Principal caller,
                                   Principal owner) throws NotOwnerException
所有者を追加します。所有者だけが、ACL の内容を修正することができます。呼び出し側のプリンシプルは、このメソッドを起動するためには ACL の所有者でなければなりません。すなわち、所有者しかほかの所有者を追加することができません。この最初の所有者は ACL の構築時に構成設定されます。

パラメータ:
caller - このメソッドを起動したプリンシプル。ACL の所有者でなければならない。
owner - 所有者のリストに追加すべき所有者
返り値:
成功の場合には true、所有者がすでにリストにある場合には false が返る。
例外: NotOwnerException
呼び出し側のプリンシプルが ACL の所有者でなかった場合
o deleteOwner 
  public abstract boolean deleteOwner(Principal caller,
                                      Principal owner) throws NotOwnerException, LastOwnerException
所有者を削除します。削除する所有者が ACL の最後の所有者である場合には、例外が起こります。

呼び出し側プリンシプルは、このメソッドを起動するには ACL の所有者でなければなりません。

パラメータ:
caller - このメソッドを起動したプリンシプル。ACL の所有者でなければならない。
owner - 所有者のリストから削除する所有者
返り値:
所有者が削除された場合には true、所有者が所有者リストに存在しない場合には false が返る。
例外: NotOwnerException
呼び出し側のプリンシプルが ACL の所有者でなかった場合
例外: LastOwnerException
所有者がリスト中に 1 つしか残っていなく、 deleteOwner の結果、ACL には所有者が存在しなくなる場合
o isOwner 
  public abstract boolean isOwner(Principal owner)
指定のプリンシプルが ACL の所有者である場合には true を返します。

パラメータ:
owner - プリンシプルが所有者であるかどうかを決定するのにチェックする対象のプリンシプル
返り値:
渡されたプリンシプルが所有者のリストに存在する場合には true、そうでない場合には false が返る。 
全パッケージ  クラス階層  このパッケージ  前項目  次項目  インデックス