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インタフェース java.security.acl.AclEntry

public interface AclEntry

extends Cloneable

ACL は、複数の ACL エントリオブジェクトをもつデータ構造体と見なすことができます。 AclEntry の各 ACL エントリ オブジェクトには、特定のプリシプルに関連するパーミッションのセットが含まれます (プリンシプルとは、個人ユーザやグループなどのエンティティを表します)。さらに、各 ACL エントリには正または負の符号を付けて指定します。正の場合には、パーミッションが関連のプリンシプルに与えられます。負の場合には、パーミッションは拒絶されます。 各プリンシプルは、多くても 1 つずつ、正と負の ACL エントリをもつことができます。すなわち、どんなプリンシンプルでも、複数の正または負の ACL エントリをもつことは許されていません。注: ACL エントリはデフォルトでは正です。エントリは、setNegativePermissions メソッドがそれに対して 呼ばれた場合に限り負になります。

参照:

Acl

addPermission(Permission)

ACL エントリをこの ACL に追加する。

checkPermission(Permission)

プリンシプルが指定されたパーミッションをもっているかどうかをチェックする。

clone()

この ACL エントリをクローンする。（複製をつくる）

getPrincipal()

この ACL エントリによって許される、あるいは拒絶されるパーミッションに対応するプリンシプルを返す。

isNegative()

この ACL エントリが、負の ACL エントリ (エントリ中のパーミッションセットを関連のプリンシプルに拒絶する) である場合には true、それ以外の場合には false を返す。

permissions()

この ACL 中のエントリの列挙を返す。

removePermission(Permission)

この ACL から指定のパーミッションを削除する。

setNegativePermissions()

この ACL エントリに負のエントリをセットする。

setPrincipal(Principal)

この ACL エントリによって許される、あるいは拒絶されるパーミッションに対応するプリンシプルを指定する。

toString()

この ACL の内容を文字列表現で返す。

  public abstract boolean setPrincipal(Principal user)

この ACL エントリによって許される、あるいは拒絶されるパーミッションに対応するプリンシプルを指定します。この ACL エントリに対してすでにプリンシプルがすでに設定されている場合には、false が返ります。それ以外の場合には、true が返ります。

パラメータ:

user - このエントリに対して設定するプリンシプル

返り値:

プリンシプルが設定された場合には true、このエントリに対してすでにプリンシプルが設定されている場合には false が返る。

  public abstract Principal getPrincipal()

この ACL エントリによって許される、あるいは拒絶されるパーミッションに対応するプリンシプルを返します。このエントリに対してプリンシプルがセットされていない場合には、 null を返します。

返り値:

このエントリに関連するプリンシプル

  public abstract void setNegativePermissions()

この ACL エントリに負のエントリをセットします。すなわち、関連するプリンシプル (例 : ユーザまたはグループ) では、このエントリで指定されているパーミッションセットが拒絶されることになります。 注: ACL エントリはデフォルトでは正となります。エントリは、setNegativePermissions メソッドがそれに対して呼ばれた場合に限り負になります。

  public abstract boolean isNegative()

これが、負の ACL エントリ (エントリ中のパーミッションセットを関連のプリンシプルに対して拒絶する) である場合には true、それ以外の場合には false を返します。

返り値:

負の ACL エントリが存在する場合には true、そうでない場合には false を返す。

  public abstract boolean addPermission(Permission permission)

ACL エントリをこの ACL に追加します。注: 1 つのエントリは、複数のパーミッションをもつことができます。

パラメータ:

permission - このエントリ中のプリンシプルに関連するパーミッション

返り値:

パーミッションが追加された場合には true、そのパーミッションがすでにエントリのパーミッション セットの一部になっている場合には false が返る。

  public abstract boolean removePermission(Permission permission)

この ACL から指定のパーミッションを削除します。

パラメータ:

permission - このエントリから削除されるパーミッション

返り値:

パーミッションが削除された場合には true、そのパーミッションがエントリのパーミッションセットの一部でない場合には false が返る。

  public abstract boolean checkPermission(Permission permission)

プリンシプルが指定のパーミッションをもっているかどうかをチェックします。

パラメータ:

permission - チェック対象のパーミッション

返り値:

パーミッションがエントリのパーミッションセットに含まれている場合には true、それ以外の場合には false が返る。

  public abstract Enumeration permissions()

この ACL 中のエントリの列挙を返します。

返り値:

この ACL エントリのパーミッションの列挙

  public abstract String toString()

この ACL の内容を文字列表現で返します。

返り値:

文字列表現の内容

オーバーライド:

クラス Object の toString

  public abstract Object clone()

この ACL エントリをクローンします。

返り値:

この ACL エントリのクローン

オーバーライド:

クラス Object の clone

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