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クラス java.lang.reflect.Field

java.lang.Object
   |
   +----java.lang.reflect.Field

Public final class Field
extend Object
implements Member
フィールドは、クラスまたはインタフェースについての情報、それらへのアクセス、その単独フィールドを提供します。反映されたフィールドが、クラス(静的)フィールドまたはインスタンスフィールドであることもあります。

フィールドは、アクセス操作の取得または設定中に拡大変換が発生することを許可しますが、縮小変換が発生すると IllegalArgumentExceptionをスローします。

参照:
Member, Class, getFields, getField, getDeclaredFields, getDeclaredField

Method Index

 o equals(Object)
この Field を指定されたオブジェクトと比較する。
 o get(Object)
指定されたオブジェクトに関してこの Field によって表される値を返す。
 o getBoolean(Object)
フィールドの値を指定されたオブジェクトの boolean として取得する。
 o getByte(Object)
フィールドの値を指定されたオブジェクトの byteとして取得する。
 o getChar(Object)
フィールドの値を指定されたオブジェクトのcharとして取得する。
 o getDeclaringClass()
この Field オブジェクトによって表されるフィールドを宣言するクラスまたはインタフェースを表すクラスオブジェクトを返す。
 o getDouble(Object)
フィールドの値を指定されたオブジェクトの double として取得する。
 o getFloat(Object)
フィールドの値を指定されたオブジェクトの float として取得する。
 o getInt(Object)
.フィールドの値を指定されたオブジェクトの int として取得する。
 o getLong(Object)
フィールドの値を指定されたオブジェクトの long として取得する。
 o getModifiers()
この Field オブジェクトによって表されるフィールドの Java 言語修飾子を整数として返す。
 o getName()
フィールドオブジェクトによって表されるフィールドの名前を返す。
 o getShort(Object)
フィールドの値を指定されたオブジェクトの short として取得する。
 o getType()
この Field オブジェクトによって表されるフィールドの宣言型を識別するクラスオブジェクトを返す。
 o hashCode()
この Field のハッシュコードを返す。
 o set(Object, Object)
指定されたオブジェクト引数に関してこの Field オブジェクトによって表されるフィールドを指定された新規値に設定する。
 o setBoolean(Object, boolean)
フィールドの値を指定されたオブジェクトの boolean として設定する。
 o setByte(Object, byte)
フィールドの値を指定されたオブジェクトの byte として設定する。
 o setChar(Object, char)
フィールドの値を指定されたオブジェクトの charとして設定する。
 o setDouble(Object, double)
フィールドの値を指定されたオブジェクトの double として設定する。
 o setFloat(Object, float)
フィールドの値を指定されたオブジェクトの float として設定する。
 o setInt(Object, int)
フィールドの値を指定されたオブジェクトの intとして設定する。
 o setLong(Object, long)
フィールドの値を指定されたオブジェクトの long として設定する。
 o setShort(Object, short)
フィールドの値を指定されたオブジェクトの short として設定する。
 o toString()
この Field を表現する文字列を返す。

Methods

 o getDeclaringClass
  public Class getDeclaringClass()
この Field オブジェクトによって表されるフィールドを宣言するクラスまたはインタフェースを表すクラスオブジェクトを返します。

 o getName
  public String getName()
この Field オブジェクトによって表されるフィールドの名前を返します。

 o getModifiers
 public native int getModifiers()
この Field オブジェクトによって表されるフィールドの Java 言語修飾子を整数として返します。修飾子クラスは、修飾子をデコードする場合に使用する必要があります。

参照:
Modifier
 o getType
  public Class getType()
この Field オブジェクトで表されるフィールドの宣言タイプを識別するクラスオブジェクトを返します。

 o equals
  public boolean equals(Object obj)
この Field を指定されたオブジェクトと比較します。オブジェクトが同じ場合には、true を返します。2 つのフィールドは、同じクラスによって宣言され、同じ名前と型が指定されている場合は同じになります。

オーバーライド:
クラス Objectequals
 o hashCode
  public int hashCode()
この Field のハッシュコードが返されます。これは、基となるフィールドの宣言クラス名とその名前のハッシュコードの排他的論理和として計算されます。

オーバーライド:
クラス ObjecthashCode
 o toString
  public String toString()
この Field を記述する文字列が返されます。フォーマットは、順にフィールド型、スペース、フィールドを宣言するクラスの完全修飾名、ピリオド、フィールド名が後ろに続くフィールドのアクセス配列です。以下に例を示します。
    public static final int java.lang.Thread.MIN_PRIORITY
    private int java.io.FileDescriptor.fd
 

修飾子は、「Java言語仕様書」に指定される基準順序で格納されます。つまり、先に publicprotected または private、続いてそれ以外の修飾子が staticfinaltransientvolatile の順序で続きます。

オーバーライド:
クラス ObjecttoString
 o get
 public native Object get(Object obj) throws IllegalArgumentException, IllegalAccessException
指定されたオブジェクトに関してこの Field によって表されるフィールドの値を返します。値は、オブジェクトにプリミティブ型が指定されている場合、オブジェクト内で自動的にラップされます。

基となるフィールドの値は、次に示すように取得されます。

基となるフィールドが静的フィールドである場合、オブジェクト引数は無視されます。オブジェクト引数が null である場合があります。

静的フィールドではない場合には、基となるフィールドはインスタンスフィールドです。指定されたオブジェクト引数が null の場合、メソッドは NullPointerException をスローします。指定されたオブジェクトが基となるフィールドを宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、メソッドは、IllegalArgumentException をスローします。

この Field オブジェクトが Java 言語アクセス制御を実施し、基となるフィールドにアクセスできない場合、メソッドは、IllegalAccessException をスローします。

それ以外の場合、値は基となるインスタンスまたは静的フィールドから受け取られます。フィールドにプリミティブ型が指定されている場合、値は返される前にオブジェクト内でラップされます。指定されていない場合、値はそのまま返されます。

例外: IllegalAccessException
基となる構築子にアクセスできない場合
例外: IllegalArgumentException
指定されたオブジェクトが基となるフィールドを宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合
例外: NullPointerException
指定されたオブジェクトが null の場合
 o getBoolean
 public native boolean getBoolean(Object obj) throws IllegalArgumentException, IllegalAccessException
フィールドの値を指定されたオブジェクトの booleanとして取得します。

例外: IllegalAccessException
基となる構築子にアクセスできない場合
例外: IllegalArgumentException
フィールド値を拡大変換で返り値の型に変換できない場合
参照:
get
 o getByte
 public native byte getByte(Object obj) throws IllegalArgumentException, IllegalAccessException
フィールドの値を指定されたオブジェクトの byteとして取得します。

例外: IllegalAccessException
基となる構築子にアクセスできない場合
例外: IllegalArgumentException
.フィールド値を拡大変換によって返り値の型に変換できない場合
参照:
get
 o getChar
 public native char getChar(Object obj) throws IllegalArgumentException, IllegalAccessException
フィールドの値を指定されたオブジェクトの char として取得します。

例外: IllegalAccessException
基となる構築子にアクセスできない場合
例外: IllegalArgumentException
フィールド値を拡大変換により返り値の型に変換できない場合
参照:
get
 o getShort
 public native short getShort(Object obj) throws IllegalArgumentException, IllegalAccessException
フィールドの値を指定されたオブジェクトのshortとして取得します。

例外: IllegalAccessException
基となる構築子にアクセスできない場合
例外: IllegalArgumentException
フィールド値を拡大変換によって返り値の型に変換できない場合
参照:
get
 o getInt
 public native int getInt(Object obj) throws IllegalArgumentException, IllegalAccessException
フィールドの値を指定されたオブジェクトのintとして取得します。

例外: IllegalAccessException
基となる構築子にアクセスできない場合
例外: IllegalArgumentException
フィールド値を拡大変換で返り値に変換できない場合
参照:
get
 o getLong
 public native long getLong(Object obj) throws IllegalArgumentException, IllegalAccessException
フィールドの値を指定されたオブジェクトのlongとして取得します。

例外: IllegalAccessException
基となる構築子にアクセスできない場合
例外: IllegalArgumentException
フィールド値を拡大変換によって返り値の型に変換できない場合
参照:
get
 o getFloat
 public native float getFloat(Object obj) throws IllegalArgumentException, IllegalAccessException
フィールドの値を指定されたオブジェクトの float として取得します。

例外: IllegalAccessException
基となる構築子にアクセスできない場合
例外: IllegalArgumentException
フィールド値を拡大変換によって返り値の型に変換できない場合
参照:
get
 o getDouble
 public native double getDouble(Object obj) throws IllegalArgumentException, IllegalAccessException
フィールドの値を指定されたオブジェクトの double として取得します。

例外: IllegalAccessException
基となる構築子にアクセスできない場合
例外: IllegalArgumentException
フィールド値を拡大変換によって返り値の型に変換できない場合
参照:
get
 o set
 public native void set(Object obj,
                        Object value) throws IllegalArgumentException, IllegalAccessException
この Field オブジェクトによって表される指定されたオブジェクト引数のフィールドを指定された新規値に設定します。新規値は、基となるフィールドにプリミティブ型が指定されている場合、自動的にラップ解除されます。

動作は次のように進行します。

基となるフィールドが静的である場合、オブジェクト引数は無視されます。オブジェクト引数が null の場合があります。

静的ではない場合、基となるフィールドはインスタンスフィールドです。指定されたオブジェクト引数が null の場合、メソッドは NullPointerExceptionをスローします。指定されたオブジェクト引数が基となるフィールドを宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、メソッドは、IllegalArgumentException をスローします。

この Field オブジェクトが Java 言語アクセス制御を実施し、基となるフィールドにアクセスできない場合、メソッドは IllegalAccessExceptionをスローします。

基となるフィールドが最後であると、メソッドは、IllegalAccessExceptionをスローします。

基となるフィールドがプリミティブ型である場合、ラップ解除変換が試行され、新規値をプリミティブ型の値に変換します。この試行が無事に終了しない場合、メソッドはIllegalArgumentException をスローします。

ラップ解除が行われた後に新規値をアイデンティティまたは拡大変換で基となるフィールドの型に変換できない場合、メソッドは、 IllegalArgumentExceptionをスローします。

フィールドは、ラップ解除され拡大された新規値に設定されます。

例外: IllegalAccessException
基となる構築子にアクセスできない場合
例外: IllegalArgumentException
指定されたオブジェクトが基となるフィールドを宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、またはラップ解除変換が無事終了しない場合
例外: NullPointerException
指定されたオブジェクトが null の場合
 o setBoolean
 public native void setBoolean(Object obj,
                               boolean z) throws IllegalArgumentException, IllegalAccessException
フィールドの値を指定されたオブジェクトの boolean として設定します。

例外: IllegalAccessException
基となる構築子にアクセスできない場合
例外: IllegalArgumentException
指定されたオブジェクトが基となるフィールドを宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、またはラップ解除変換が無事に終了しない場合
参照:
set
 o setByte
 public native void setByte(Object obj,
                            byte b) throws IllegalArgumentException, IllegalAccessException
フィールドの値を指定されたオブジェクトの byte として設定します。

例外: IllegalAccessException
基となる構築子にアクセスできない場合
例外: IllegalArgumentException
指定されたオブジェクトが基となるフィールドを宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、またはラップ解除変換が無事に終了しない場合
参照:
set
 o setChar
 public native void setChar(Object obj,
                            char c) throws IllegalArgumentException, IllegalAccessException
フィールドの値を指定されたオブジェクトのchar として設定します。

例外: IllegalAccessException
基となる構築子にアクセスできない場合
例外: IllegalArgumentException
指定されたオブジェクトが、基となるフィールドを宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、またはラップ解除変換が無事に終了しない場合
参照:
set
 o setShort
 public native void setShort(Object obj,
                             short s) throws IllegalArgumentException, IllegalAccessException
フィールドの値を指定されたオブジェクトの short として設定します。

例外: IllegalAccessException
基となる構築子にアクセスできない場合
例外: IllegalArgumentException
指定されたオブジェクトが基となるフィールドを宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、またはラップ解除変換が無事に終了しない場合
参照:
set
 o setInt
 public native void setInt(Object obj,
                           int i) throws IllegalArgumentException, IllegalAccessException
フィールドの値を指定されたオブジェクトの int として設定します。

例外: IllegalAccessException
基となる構築子にアクセスできない場合
例外: IllegalArgumentException
指定されたオブジェクトが基となるフィールドを宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、またはラップ解除変換が無事に終了しない場合
参照:
set
 o setLong
  public native void setLong(Object obj,
                      long l) throws IllegalArgumentException, IllegalAccessException
フィールドの値を指定されたオブジェクトの long として設定します。

例外: IllegalAccessException
基となる構築子にアクセスできない場合
例外: IllegalArgumentException
指定されたオブジェクトが基となるフィールドを宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、またはラップ解除変換が無事に終了しない場合
参照:
set
 o setFloat
  public native void setFloat(Object obj,
                       float f) throws IllegalArgumentException, IllegalAccessException
フィールドの値を指定されたオブジェクトのfloatとして設定します。

例外: IllegalAccessException
基となる構築子にアクセスできない場合
例外: IllegalArgumentException
指定されたオブジェクトが基となるフィールドを宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、またはラップ解除変換が無事に終了しない場合
参照:
set
 o setDouble
  public native void setDouble(Object obj,
                        double d) throws IllegalArgumentException, IllegalAccessException
フィールドの値を指定されたオブジェクトの double として設定します。

例外: IllegalAccessException
基となる構築子にアクセスできない場合
例外: IllegalArgumentException
指定されたオブジェクトが基となるフィールドを宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、ラップ解除変換が無事に終了しない場合
参照:
set

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