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クラス java.lang.Character

java.lang.Object
   |
   +----java.lang.Character

public final class Character
extends Object
implements Serializable
Character クラスは、プリミティブ型 char をオブジェクトにラップします。 Character 型のオブジェクトには、型が char の単一フィールドが入ります。

さらにこのクラスは、文字の型を判別し、文字を大文字から小文字 (その反対も) に変換するための各種メソッドも提供します。

クラス Character の多くのメソッドは、定義済みの Unicode コードポイントごとに名前を指定する 「Unicode 属性表」 で定義されます。この表には、10 進値、大文字の同値、小文字の同値、タイトルケースの同値などその他の属性も含まれます。 Unicode 属性表は、World Wide Web の次のファイルから入手できます。

   ftp://unicode.org/pub/MappingTables/UnicodeData1.1.5.txt
 

isDigit, isLetter, isLowerCase, および isUpperCase などのメソッドの動作を Unicode 値全体に含める Character クラスの詳細仕様については、Gosling, Joy, および Steele による Java 言語仕様を参照してください。


Variable Index

 o COMBINING_SPACING_MARK
 o CONNECTOR_PUNCTUATION
 o CONTROL
 o CURRENCY_SYMBOL
 o DASH_PUNCTUATION
 o DECIMAL_DIGIT_NUMBER
 o ENCLOSING_MARK
 o END_PUNCTUATION
 o FORMAT
 o LETTER_NUMBER
 o LINE_SEPARATOR
 o LOWERCASE_LETTER
 o MATH_SYMBOL
 o MAX_RADIX
String 間のやりとりで使える最大基数。
 o MAX_VALUE
このフィールドの定数値が、型 char の最大値。
 o MIN_RADIX
String 間のやりとりで使える最小基数。
 o MIN_VALUE
このフィールドの定数値が、型 char の最小値。
 o MODIFIER_LETTER
 o MODIFIER_SYMBOL
 o NON_SPACING_MARK
 o OTHER_LETTER
 o OTHER_NUMBER
 o OTHER_PUNCTUATION
 o OTHER_SYMBOL
 o PARAGRAPH_SEPARATOR
 o PRIVATE_USE
 o SPACE_SEPARATOR
 o START_PUNCTUATION
 o SURROGATE
 o TITLECASE_LETTER
 o TYPE
プリミティブ型 char を表す Class オブジェクト。
 o UNASSIGNED
 o UPPERCASE_LETTER

Constructor Index

 o Character(char)
Character オブジェクトを構築し、プリミティブな value 引数を表すように初期化する。

Method Index

 o charValue()
この Character オブジェクトの値を返す。
 o digit(char, int)
指定された基数で文字 ch の数値を返す。
 o equals(Object)
このオブジェクトと指定されたオブジェクトを比較する。
 o forDigit(int, int)
指定された基数での指定した数字の文字表示を判別する。
 o getNumericValue(char)
文字の Unicode 数値を、負でない整数型として返す。
 o getType(char)
文字カテゴリを示す値を返す。
 o hashCode()
この Character のハッシュコードを返す。
 o isDefined(char)
文字が Unicode に定義されているかを判別する。
 o isDigit(char)
指定の文字が数値か判別する。
 o isIdentifierIgnorable(char)
指定の文字が、Java 識別子または Unicode 識別子で無視できる文字か判別する。
 o isISOControl(char)
指定の文字が ISO 制御文字か識別する。
 o isJavaIdentifierPart(char)
指定の文字が、Java 識別子の先頭以外の一部にできるか判別する。
 o isJavaIdentifierStart(char)
指定の文字が、Java 識別子の先頭の文字として使えるか判別する。
 o isJavaLetter(char)
指定の文字が 「Java」 文字か (つまり、この文字を Java 言語の識別子の最初の文字として使えるか) を識別する。 推奨されない。
 o isJavaLetterOrDigit(char)
指定の文字が 「Java」 文字か数値か (つまり、Java 言語の識別子の先頭以外の文字として使える文字か) を判別する。 推奨されない。
 o isLetter(char)
指定の文字が英文字か判別する。
 o isLetterOrDigit(char)
指定の文字が英文字か数値かを判別する。
 o isLowerCase(char)
指定の文字が小文字か判別する。
 o isSpace(char)
指定の文字が ISO-LATIN-1 のホワイトスペースか判別する。 推奨されない。
 o isSpaceChar(char)
指定の文字が Unocode スペース文字か判別する。
 o isTitleCase(char)
指定の文字がタイトルケース文字か判別する。
 o isUnicodeIdentifierPart(char)
指定の文字が、最初の文字を除いて Unicodo 識別子の一部にできるか判別する。
 o isUnicodeIdentifierStart(char)
指定の文字が Unicode 識別子の最初の文字として使えるか判別する。
 o isUpperCase(char)
指定の文字が大文字か判別する。
 o isWhitespace(char)
指定の文字が Java に従うホワイトスペースか判別する。
 o toLowerCase(char)
指定の文字を、対応する小文字にマップする。対応する小文字がない場合、指定文字そのものが返される。
 o toString()
この文字の値を表す String (文字列) オブジェクトを返す。
 o toTitleCase(char)
文字引数をタイトルケースに変換する。
 o toUpperCase(char)
文字引数を大文字に変換する。

Variables

 o MIN_RADIX
  public static final int MIN_RADIX
String との変換で使える最小基数です。 このフィールドの定数値は、クラス Integerdigit メソッド、forDigit メソッド、および toString メソッドなどの基数変換メソッドの最小許容値です。

参照:
digit, forDigit, toString, valueOf
 o MAX_RADIX
  public static final int MAX_RADIX
String との変換で使える最大基数です。 このフィールドの定数値は、クラス Integerdigit メソッド、forDigit メソッド、および toString メソッドなどの基数変換メソッドの最大許容値です。

参照:
digit, forDigit, toString, valueOf
 o MIN_VALUE
  public static final char MIN_VALUE
このフィールドの定数値は、型 char の最小値です。

 o MAX_VALUE
  public static final char MAX_VALUE
このフィールドの定数値は、型 char の最大値です。

 o TYPE
  public static final Class TYPE
プリミティブ型 char を表す Class オブジェクトです。

 o UNASSIGNED
  public static final byte UNASSIGNED
 o UPPERCASE_LETTER
  public static final byte UPPERCASE_LETTER
 o LOWERCASE_LETTER
  public static final byte LOWERCASE_LETTER
 o TITLECASE_LETTER
  public static final byte TITLECASE_LETTER
 o MODIFIER_LETTER
  public static final byte MODIFIER_LETTER
 o OTHER_LETTER
  public static final byte OTHER_LETTER
 o NON_SPACING_MARK
  public static final byte NON_SPACING_MARK
 o ENCLOSING_MARK
  public static final byte ENCLOSING_MARK
 o COMBINING_SPACING_MARK
  public static final byte COMBINING_SPACING_MARK
 o DECIMAL_DIGIT_NUMBER
  public static final byte DECIMAL_DIGIT_NUMBER
 o LETTER_NUMBER
  public static final byte LETTER_NUMBER
 o OTHER_NUMBER
  public static final byte OTHER_NUMBER
 o SPACE_SEPARATOR
  public static final byte SPACE_SEPARATOR
 o LINE_SEPARATOR
  public static final byte LINE_SEPARATOR
 o PARAGRAPH_SEPARATOR
  public static final byte PARAGRAPH_SEPARATOR
 o CONTROL
  public static final byte CONTROL
 o FORMAT
  public static final byte FORMAT
 o PRIVATE_USE
  public static final byte PRIVATE_USE
 o SURROGATE
  public static final byte SURROGATE
 o DASH_PUNCTUATION
  public static final byte DASH_PUNCTUATION
 o START_PUNCTUATION
  public static final byte START_PUNCTUATION
 o END_PUNCTUATION
  public static final byte END_PUNCTUATION
 o CONNECTOR_PUNCTUATION
  public static final byte CONNECTOR_PUNCTUATION
 o OTHER_PUNCTUATION
  public static final byte OTHER_PUNCTUATION
 o MATH_SYMBOL
  public static final byte MATH_SYMBOL
 o CURRENCY_SYMBOL
  public static final byte CURRENCY_SYMBOL
 o MODIFIER_SYMBOL
  public static final byte MODIFIER_SYMBOL
 o OTHER_SYMBOL
  public static final byte OTHER_SYMBOL

Constructors

 o Character
  public Character(char value)
Character オブジェクトを構築し、プリミティブな value 引数を表すようにこれを初期化します。

パラメータ:
value - 新規 Character オブジェクトの値

Methods

 o charValue
  public char charValue()
この Character オブジェクトの値を返します。

返り値:
このオブジェクトが表すプリミティブ char
 o hashCode
  public int hashCode()
この Character のハッシュコードを返します。

返り値:
このオブジェクトのハッシュコード値
オーバーライド:
クラス Object 内の hashCode
 o equals
  public boolean equals(Object obj)
このオブジェクトと指定オブジェクトを比較します。 引数が null でなく、かつ、このオブジェクトと同じ char 値を表す Character オブジェクトの場合にのみ、結果が true になります。

パラメータ:
obj - 比較するオブジェクト
返り値:
オブジェクトが同じ場合は true; そうでない場合は false
オーバーライド:
クラス Object 内の equals
 o toString
  public String toString()
この文字の値を表す String を返します。 この Character オブジェクトを文字列に変換します。結果は、長さが 1 の文字列です。この文字列のただ一つのコンポーネントは、このオブジェクトが表すプリミティブ char 値です。

返り値:
このオブジェクトの文字列表示
オーバーライド:
クラス Object 内の toString
 o isLowerCase
  public static boolean isLowerCase(char ch)
指定の文字が小文字か判別します。 '\u2000' から '\u2FFF' の範囲でないものが小文字です。この範囲では Unicode 属性表はこの文字の小文字へのマップは指定していません。また、少なくとも次のどれか 1 つが true であるものが小文字です。

文字は、Unicode 2.0 標準 (Unicode 仕様データファイルのカテゴリ 「L1」) で小文字として指定される場合にのみ、小文字と見なされます。

ISO-LATIN-1 文字 (文字コード 0x0000 から 0x00FF) では、以下が小文字になります:

 a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z
 \u00DF \u00E0 \u00E1 \u00E2 \u00E3 \u00E4 \u00E5 \u00E6 \u00E7
 \u00E8 \u00E9 \u00EA \u00EB \u00EC \u00ED \u00EE \u00EF \u00F0
 \u00F1 \u00F2 \u00F3 \u00F4 \u00F5 \u00F6 \u00F8 \u00F9 \u00FA
 \u00FB \u00FC \u00FD \u00FE \u00FF
 

その他の多くの Unicode 文字も小文字です。

パラメータ:
ch - テストする文字
返り値:
文字が小文字の場合は true ; そうでない場合は false
参照:
isLowerCase, isTitleCase, toLowerCase
 o isUpperCase
  public static boolean isUpperCase(char ch)
指定の文字が大文字か判別します。 '\u2000' から '\u2FFF' の範囲でないものが大文字です。この範囲では Unicode 属性表はこの文字の大文字へのマップは指定していません。また、少なくとも次のどれか 1 つが true であるものが大文字です。

ISO-LATIN-1 文字 (文字コード 0x0000 から 0x00FF) では、以下が大文字です:

 A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z
 \u00C0 \u00C1 \u00C2 \u00C3 \u00C4 \u00C5 \u00C6 \u00C7
 \u00C8 \u00C9 \u00CA \u00CB \u00CC \u00CD \u00CE \u00CF \u00D0
 \u00D1 \u00D2 \u00D3 \u00D4 \u00D5 \u00D6 \u00D8 \u00D9 \u00DA
 \u00DB \u00DC \u00DD \u00DE
 

その他多くの Unicode 文字も大文字です。

パラメータ:
ch - テストする文字
返り値:
文字が大文字の場合は true ; そうでない場合は false
参照:
isLowerCase, isTitleCase, toUpperCase
 o isTitleCase
  public static boolean isTitleCase(char ch)
指定の文字がタイトルケース文字かを判別します。 Unicode 2.0 標準 (Unicode 仕様データファイルのカテゴリ 「Lt」) でタイトルケースとして指定されている場合のみ、文字はタイトルケースと見なされます。

4 つの Unicode 文字の印刷表示は、ラテン文字のペアのように見えます。例えば、「LJ」 のように見える大文字では、「lj」 のように見える対応小文字があります。「Lj」 のように見える 3 番目の形式は、本のタイトルなど、最初は大文字であとは小文字にするときに使います。

以下は、このメソッドが true を返す Unicode 文字です:

パラメータ:
ch - テストする文字
返り値:
文字がタイトルケースの場合は true ; そうでない場合は false
参照:
isLowerCase, isUpperCase, toTitleCase
 o isDigit
  public static boolean isDigit(char ch)
指定の文字が数値か判別します。'\u2000' <= ch <= '\u2FFF' の範囲外の文字で、Unicode 名にワード "DIGIT" 含まれる文字が数値と見なされます。数値として定義される、すべての Unicode 文字を含む完全な仕様については、Gosling, Joy, および Steele の Java 言語仕様 を参照してください。

以下は、数値と見なされる Unicode 文字の範囲です:
0x0030 から 0x0039 ISO-LATIN-1 数字 ('0' から '9')
0x0660 から 0x0669 アラビア数字
0x06F0 から 0x06F9 拡張アラビア数字
0x0966 から 0x096F デヴァーナーガリ文字
0x09E6 から 0x09EF ベンガル数字
0x0A66 から 0x0A6F グルカ数字
0x0AE6 から 0x0AEF グジャラト数字
0x0B66 から 0x0B6F オーリヤ数字
0x0BE7 から 0x0BEF タミル文字
0x0C66 から 0x0C6F テルグ数字
0x0CE6 から 0x0CEF カンナダ数字
0x0D66 から 0x0D6F マラヤーラム数字
0x0E50 から 0x0E59 タイ数字
0x0ED0 から 0x0ED9 ラオス数字
0x0F20 から 0x0F29 チベット数字
0xFF10 から 0xFF19 全ての数字

パラメータ:
ch - テストする文字
返り値:
文字が数値の場合は true ; そうでない場合は false
参照:
digit, forDigit
 o isDefined
  public static boolean isDefined(char ch)
文字が Unicode に定義されているか判別します。少なくとも以下のうちのどれか 1 つが true であれば、文字は定義されています:

パラメータ:
ch - テストする文字
返り値:
文字が Unicode に定義されている場合は true ; そうでない場合は false
参照:
isDigit, isLetter, isLetterOrDigit, isLowerCase, isTitleCase, isUpperCase
 o isLetter
  public static boolean isLetter(char ch)
指定の文字が文字か判別します。すべての Unicode 文字を含む完全な仕様については、 Gosling, Joy, および Steele の Java 言語仕様 を参照してください。

Unicode 2.0 標準 (Unicode 仕様データファイルのカテゴリ 「Lu」、「Ll」、「Lt」、「Lm」、または 「Lo」) で文字に指定される場合のみ、文字と見なされます。

ほとんどの観念形態文字は文字 (カテゴリ 「Lo」) と見なされます。

すべての文字に大文字と小文字があるわけではありません。多くの Unicode 文字は文字ですが、大文字でも小文字でもタイトルケースでもありません。

パラメータ:
ch - テストする文字
返り値:
文字が文字の場合は true ; そうでない場合は false
参照:
isDigit, isJavaIdentifierStart, isJavaLetter, isJavaLetterOrDigit, isLetterOrDigit, isLowerCase, isTitleCase, isUnicodeIdentifierStart, isUpperCase
 o isLetterOrDigit
  public static boolean isLetterOrDigit(char ch)
指定の文字が文字か数値かを判別します。すべての Unicode 文字を含む完全な仕様については、Java 言語仕様 の Gosling, Joy, および Steele を参照してください。

Unicode 2.0 標準 (Unicode 仕様データファイルのカテゴリ 「Lu」、「Ll」、「Lt」、「Lm」、「Lo」、または 「Nd」) で文字あるいは数値に指定される場合にのみ、文字として見なされます。つまり、isLetter が文字の true の場合、あるいは isDigit が文字の true の場合のいずれかの場合にのみ、isLetterOrDigit が文字の true です。

パラメータ:
ch - テストするパラメータ
返り値:
文字が文字または数値の場合は true ; そうでない場合は false
参照:
isDigit, isJavaIdentifierPart, isJavaLetter, isJavaLetterOrDigit, isLetter, isUnicodeIdentifierPart
 o isJavaLetter
  public static boolean isJavaLetter(char ch)
注意: isJavaLetter() は推奨されません。 isJavaIdentifierStart(char) に置換されました。

指定の文字が 「Java」 文字 (つまり、Java 言語の識別子の最初の文字として使える) かを判別します。

文字、ASCII ドル記号文字 '$'、または下線文字 '_' の場合、文字は Java 文字と見なされます。

パラメータ:
ch - テストする文字
返り値:
Java 文字の場合は true ; そうでない場合は false
参照:
isJavaIdentifierStart, isJavaLetterOrDigit, isLetter, isLetterOrDigit, isUnicodeIdentifierStart
 o isJavaLetterOrDigit
  public static boolean isJavaLetterOrDigit(char ch)
注意: isJavaLetterOrDigit() は推奨されません。 isJavaIdentifierPart(char) に置換されました。

指定の文字が 「Java」 文字または数値 (つまり、Java 言語の識別子の先頭以外の文字として使える文字) かを識別します。

文字、数値、ASCII ドル記号文字 '$'、または下線文字 '_' の場合、文字は Java 文字または数値と見なされます。

パラメータ:
ch - テストする文字
返り値:
Java 文字または数値の場合は true ; そうでない場合は false
参照:
isJavaIdentifierPart, isJavaLetter, isLetter, isLetterOrDigit, isUnicodeIdentifierPart
 o isJavaIdentifierStart
  public static boolean isJavaIdentifierStart(char ch)
指定の文字が Java 識別子の最初の文字として使える文字か判別します。以下のどれか 1 つに当てはまる場合にのみ、文字は Java 識別子の開始文字にできます:

パラメータ:
ch - テストするパラメータ
返り値:
Java 識別子の開始文字にできる場合は true ; そうでない場合は false
参照:
isJavaIdentifierPart, isLetter, isUnicodeIdentifierStart
 o isJavaIdentifierPart
  public static boolean isJavaIdentifierPart(char ch)
指定の文字が、 Java 識別子の先頭以外の一部にできるかを判別します。以下のうちのどれか 1 つが当てはまる場合にのみ、文字を Java 識別子の一部にできます:

パラメータ:
ch - テストする文字
返り値:
Unicode 識別子の一部にできる文字の場合は true; そうでない場合は false
参照:
isIdentifierIgnorable, isJavaIdentifierStart, isLetterOrDigit, isUnicodeIdentifierPart
 o isUnicodeIdentifierStart
  public static boolean isUnicodeIdentifierStart(char ch)
指定の文字が、Unicode 識別子の最初の文字として使えるか判別します。文字の場合だけ、Unicode 識別子の開始文字にできます。

パラメータ:
ch - テストする文字
返り値:
Unicode 識別子の開始文字にできる場合は true ; そうでない場合は false
参照:
isJavaIdentifierStart, isLetter, isUnicodeIdentifierPart
 o isUnicodeIdentifierPart
  public static boolean isUnicodeIdentifierPart(char ch)
指定の文字が、 Unicode 識別子の先頭の文字以外の一部にできるかを判別します。以下のいずれか 1 つに当てはまる場合にのみ、Unicode 識別子の一部にできます:

パラメータ:
ch - テストする文字
返り値:
Unicode 識別子の一部にできる場合は true ; そうでない場合は false
参照:
isIdentifierIgnorable, isJavaIdentifierPart, isLetterOrDigit, isUnicodeIdentifierStart
 o isIdentifierIgnorable
  public static boolean isIdentifierIgnorable(char ch)
指定の文字が、Java 識別子または Unicode 識別子内で無視できる文字かを判別します。以下の Unicode 文字は、Java 識別子および Unicode 識別子内で無視できます:
0x0000 から 0x0008, ISO 制御文字
0x000E から 0x001B, ホワイトスペースを除く
および 0x007F から 0x009F
0x200C から 0x200F 結合制御
0x200A から 0x200E 双方向制御
0x206A から 0x206F 形式制御
0xFEFF ゼロ幅で区切りなしのスペース

パラメータ:
ch - テストする文字
返り値:
Unicode 識別子の一部にできる場合は true ; そうでない場合は false
参照:
isJavaIdentifierPart, isUnicodeIdentifierPart
 o toLowerCase
  public static char toLowerCase(char ch)
指定の文字は、対応する小文字にマップされます。対応する小文字がない場合は、指定文字そのものが返されます。

対応する小文字を持つのは、Unicode 属性表で小文字へのマップが指定されている文字だけです。

'\u2000' から '\u2FFF' の範囲の Unicode 文字でも、マップする小文字を持つものもあります。このような文字に関しては、メソッド isUpperCase が true を返さない場合でも、このメソッドはこれらの文字を対応する小文字にマップします。

パラメータ:
ch - 変換する文字
返り値:
文字の小文字 (ある場合); 小文字のない場合は、指定文字そのもの
参照:
isLowerCase, isUpperCase, toTitleCase, toUpperCase
 o toUpperCase
  public static char toUpperCase(char ch)
対応する大文字を持つ文字は、文字の引数を大文字に変換します。対応する大文字を持つのは、Unicode 属性表で大文字へのマップが指定されている文字だけです。

'\u2000' から '\u2FFF' の範囲内の Unicode 文字でも、マップする大文字を持つものもあります。このような文字に関しては、isLowerCasetrue を返さない場合でも、このメソッドはこれらの文字を対応するタイトルケースにマップします。

パラメータ:
ch - 変換する文字
返り値:
文字の対応する大文字 (ある場合); ない場合は、指定の文字そのもの
参照:
isLowerCase, isUpperCase, toLowerCase, toTitleCase
 o toTitleCase
  public static char toTitleCase(char ch)
文字の引数をタイトルケースに変換します。対応するタイトルケースを持つのは、Unicode 属性表でタイトルケースへのマップが指定されている文字だけです。

'\u2000' から '\u2FFF' の範囲内の Unicode 文字でも、マップするタイトルケースを持つものもあります。このような文字に関しては、isTitleCasetrue を返さない場合でも、このメソッドはこれらの文字を対応するタイトルケースにマップします。

大文字形式とは異なる、本来のタイトルケース形式の Unicode 文字は 4 つだけです。一般に、対応するタイトルケースがなくても、大文字へのマッピングがある文字の場合、Unicode 2.0 属性表は、大文字へのマッピングと同じタイトルケースへのマッピングを指定します。

パラメータ:
ch - 変換する文字
返り値:
文字の対応するタイトルケース (ある場合); ない場合は指定の文字そのもの
参照:
isTitleCase, toLowerCase, toUpperCase
 o digit
  public static int digit(char ch,
                          int radix)
指定基数で文字 ch の値を返します。

基数が MIN_RADIX <= radix <= MAX_RADIX の範囲外の場合、または ch の値が指定基数の有効数字でない場合は、-1 が返されます。以下のうちの少なくとも 1 つが true であれば、文字は有効数字です:

パラメータ:
ch - 変換する文字
radix - 基数
返り値:
指定基数の文字で表示される数値
参照:
forDigit, isDigit
 o getNumericValue
  public static int getNumericValue(char ch)
文字の数値を正の整数型として返します。文字を数値にできない場合は、-1 が返ります。文字の数値を正の整数型として表示できない場合 (例えば、小数値) は、-2 が返ります。

パラメータ:
ch - 変換する文字
radix - 基数
返り値:
正の整数型値として表示した、文字の数値; 正の整数値で表示できない場合は、-2 ; 文字を数値にできない場合は -1
参照:
forDigit, isDigit
 o isSpace
  public static boolean isSpace(char ch)
注意: isSpace() は推奨できません。 isWhitespace(char) に置換されました。

指定の文字が ISO-LATIN-1 のホワイトスペースか判別します。以下の 5 つの文字についてのみ、このメソッドは true を返します:
'\t' \u0009 HORIZONTAL TABULATION (水平タブ)
'\n' \u000A NEW LINE (新規ライン)
'\f' \u000C FORM FEED (フォームフィード)
'\r' \u000D CARRIAGE RETURN (復帰)
'  ' \u0020 SPACE (スペース)

パラメータ:
ch - テストする文字
返り値:
文字が ISO-LATIN-1 のホワイトスペースの場合は true; そうでない場合は false
参照:
isSpaceChar, isWhitespace
 o isSpaceChar
  public static boolean isSpaceChar(char ch)
指定の文字が Unicode のスペース文字か判別します。Unicode 2.0 標準 (Unicode 仕様データファイルのカテゴリ 「Zs」、「Zl」、または 「Zp」 でスペース文字として指定した場合のみ、スペース文字と見なされます。

パラメータ:
ch - テストする文字
返り値:
スペース文字の場合は true ; そうでない場合は false
参照:
isWhitespace
 o isWhitespace
  public static boolean isWhitespace(char ch)
指定の文字が Java に従ったホワイトスペースか判別します。以下の基準のどれか 1 つを満たす場合にのみ、Java のホワイトスペース文字と見なされます:

パラメータ:
ch - テストする文字
返り値:
文字が Java のホワイトスペース文字の場合は true ; そうでない場合は false
参照:
isSpaceChar
 o isISOControl
  public static boolean isISOControl(char ch)
指定の文字が ISO 制御文字か判別します。コードが \u0000 から \u001F の範囲、または \u007F から \u009F の範囲内の場合、ISO 制御文字と見なされます。

パラメータ:
ch - テストする文字
返り値:
ISO 制御文字の場合は true ; そうでない場合は false
参照:
isSpaceChar, isWhitespace
 o getType
  public static int getType(char ch)
文字のカテゴリを示す値を返します。

パラメータ:
ch - テストする文字
返り値:
int (整数) 型の値の文字カテゴリ
参照:
COMBINING_SPACING_MARK, CONNECTOR_PUNCTUATION, CONTROL, CURRENCY_SYMBOL, DASH_PUNCTUATION, DECIMAL_DIGIT_NUMBER, ENCLOSING_MARK, END_PUNCTUATION, FORMAT, LETTER_NUMBER, LINE_SEPARATOR, LOWERCASE_LETTER, MATH_SYMBOL, MODIFIER_LETTER, MODIFIER_SYMBOL, NON_SPACING_MARK, OTHER_LETTER, OTHER_NUMBER, OTHER_PUNCTUATION, OTHER_SYMBOL, PARAGRAPH_SEPARATOR, PRIVATE_USE, SPACE_SEPARATOR, START_PUNCTUATION, SURROGATE, TITLECASE_LETTER, UNASSIGNED, UPPERCASE_LETTER
 o forDigit
  public static char forDigit(int digit,
                              int radix)
特定数字を指定の基数で表示する文字を判別します。radix の値が無効な基数の場合、または digit が指定の基数で無効な数字の場合、null 文字 ('\u0000') が返ります。

radix 引数は、MIN_RADIX 以上または MAX_RADIX 以下の場合に有効です。digit 引数は、0 <= digit <= radix の場合に有効です。

数字が 10 より小さいと、'0' + digit が返されます。そうでない場合は、'a' + digit - 10 が返されます。

パラメータ:
digit - 文字に変換する数
radix - 基数
返り値:
指定の基数で表した指定数値の char
参照:
MIN_RADIX, MAX_RADIX, digit

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