HP PA-8000 with MAX-2 Survay
HP PA-8000 with MAX-2
- マルチメディア化に伴い、general-purpose computing の負荷の形態が変
化してきた
- image,video,audio,2D/3D graphics 等のディジタルマルチメディア情報
は、16ビットかそれ以下の低いコンポーネントレベルで構成されている。しか
し汎用プロセッサは32ビットもしくは64ビットである。それがいかんので、
PA-RISC 2.0 からは subword parallelism ができる MAX-2 を実装する。
- subword parallelism の利点は、汎用プロセッサのビット長を、処理す
る問題の精度やビット長に依らず、いくらでも長くしてもよいということであ
る。
- また、subword parallelism にはメモリシステム(load/store)にもやさし
い
- データ並列処理には
- 演算後の data alignment を考えると、値は fix でなければならない。
- 並列処理を最大限に行なうことができるように、レジスタ中で subword
にリアレンジできなければならない。
- 計算の中間結果として、より大きなコンテナに積めるように拡張
(expand)できなければならない。
- conditional execution
- reduction operations (expandの逆のことか)
- storage と transmission のために、高精度の値を小さなビットにクリッ
プできなければならない。
- プログラムのlocationに飛ぶだけでなく、レジスタとメモリ間で移動がで
きなければならない(?)(汎用プロセッサなら既にload/store/branchがあるの
で問題ないらしい)
- MAX-1は32ビットの PA-7100LCに最初に実装された。MAX-2は64ビット用で、
MAX-1はサブセットになっている
- MAX-2の命令セットは大きくわけて
- parallel add
- parallel sub
- parallel shift left and add
- parallel shift right and add
- parallel average
- parallel shift right
- parallel shift left
- Mix
- permute
がある。
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Takahiro Kawaguchi
kawaguti@am.ics.keio.ac.jp