取り出した後にあなたが加えた操作や、
他の人物がリポジトリに加えた操作によって、
ファイルを幾つかの状態に分類します。
status コマンドによって報告される状態を以下に挙げます:
add コマンドによりファイルを加えたが、
まだその内容を格納してないことを示します。
remove コマンドによりファイルを削除したが、
まだその変更を格納してないことを示します。
checkout ではなく、
update を使用するのが普通です。
update コマンドの結果、
変更点の衝突が発見されたことを示します。
衝突を解消する方法は 「6.3 衝突の例」 参照。
add を実行していない場合などです。
status は、ファイル状態を分類する際の補助として、
作業中のファイルの由来となるリビジョン
を示す `Working revision' と、
使用中の枝のリポジトリにおける最新リビジョン
を示す `Repository revision' も報告します。
status コマンドのオプションについての情報は、「A.16 status---取り出したファイルの状態を表示」 参照。
`Sticky tag' と `Sticky date' についての
情報は、「7.4 貼り付いたタグ」 参照。
`Sticky options' の情報は、「A.18.1 update のオプション」
の `-k' オプションを参照して下さい。